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J-GLOBAL ID:201502216987288259   整理番号:15A0871755

異なるGlu-B3対立遺伝子を保有する「ユメチカラ」準同質遺伝子コムギ系統の生地特性と製パン品質関連特性

Dough properties and bread-making quality-related characteristics of Yumechikara near-isogenic wheat lines carrying different Glu-B3 alleles
著者 (6件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 241-248 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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通常的にGlu-A1a,Glu-B1b,Glu-D1d,Glu-A3f,Glu-B3abとGlu-D3aを保有する品種「ユメチカラ」の準同質遺伝子系統(NILs)を用い,Glu-B3(ab,g,とh)における3つの対立遺伝子変異と生地特性および製パン品質特性との関連を調べた。2-gミキソグラフのピーク時間(PT)の測定により,Glu-B3gは強い生地特性に最も効果的であり,次いでGlu-B3abであり,Glu-B3hは最も効果が低いことがわかった。製パン時の混合時間の測定の結果はPTに関する結果と同じであり,すなわち,Glu-B3g保有系統は最長の混合時間を示し,次いでGlu-B3abであり,Glu-B3hは最も短かった。ローフ体積(LV)と特異的ローフ体積(SLV)の2つの製パン品質パラメーターはGlu-B3遺伝子型の全群で小麦粉蛋白質含量に影響されることから,蛋白質含量の影響を除去するために共分散分析(ANCOVA)を用いて,これらのパラメーターに及ぼす3つのGlu-B3対立遺伝子の影響を比較した。その結果,Glu-B3h群は最大のSLVを示し,次いでGlu-B3ab群であり,Glu-B3g群は最小であった。試験結果から,「ユメチカラ」へのGlu-B3hの導入は,良好な製パン品質関連特性を有する品種育成の可能性が示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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麦  ,  粉製品 

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