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J-GLOBAL ID:201502220128371834   整理番号:15A1311463

岩手県陸前高田市における2011年東北地方太平洋沖地震津波による大規模土砂移動の再現計算

NUMERICAL SIMULATION OF LARGE-SCALE SEDIMENT TRANSPORT DUE TO THE 2011 TOHOKU EARTHQUAKE TSUNAMI IN RIKUZENTAKATA CITY
著者 (12件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.499-I.504 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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岩手県陸前高田市における,2011年東北地方太平洋沖地震津波による大規模土砂移動を対象とした再現計算を実施した.その結果,津波の遡上過程や浸水高,地形変化量や海域における堆積土砂の分布傾向を,本計算が良好に再現することを示した.そして,津波による地盤の侵食は,従来の土砂移動を考慮しない解析と比較して陸域における遡上過程を早める効果を有することがわかった.また,2011年東北地方太平洋沖地震津波の第一波目の来襲により高田松原は消失し,特に,引き波時の強い戻り流れにより顕著に侵食されたことを明らかにした.こうした強い戻り流れは,対象地域の地理的特性によって引き起こされる場合がある.すなわち,平野部の奥行きが中規模である地域に津波が来襲する場合,強い戻り流れが生じ,地形変化が大規模化し得る.(著者抄録)
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分類 (1件):
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海岸工学 
引用文献 (16件):
  • 1) 加藤史訓・野口賢二・諏訪義雄・坂上敏彦・佐藤祥昭,津波による地形変化に関する現地調査,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 68,No. 2,I_174-I_179,2012.
  • 2) Naruse, H., K. Arai, D. Matsumoto, H. Takahashi, S. Yamashita, G. Tanaka and M. Murayama : Sedimentary features observed in the tsunami deposits at Rikuzentakata City, Sedimentary geology, Vol. 282, pp. 199-215, 2012.
  • 3) 高橋智幸・首藤伸夫・今村文彦・浅井大輔,掃流砂層・浮遊砂層間の交換砂量を考慮した津波移動床モデルの開発,海岸工学論文集,第46巻,pp. 606-610,1999.
  • 4) Sugawara, D., T. Takahashi and F. Imamura, Sediment transport due to the 2011 Tohoku-oki tsunami at Sendai : Results from numerical modeling, Marine Geology, http://dx.doi.org/10.1016/j.margeo.2014.05.005, 2014.
  • 5) 高橋智幸・黒川貴博・藤田将孝・島田広昭,津波による土砂移動の粒径依存性に関する水理実験,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 67,No. 2,I_231-I_235,2011.
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