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J-GLOBAL ID：201502221312246053   整理番号：15A0331574

Zn,及びMg基長周期積層規則(LPSO)相で見られる変形帯の結晶学的性質

Crystallographic nature of deformation bands shown in Zn and Mg-based long-period stacking ordered (LPSO) phase

著者 (7件)： HAGIHARA Koji (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMASAKI Michiaki (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  HONNAMI Masahito (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  IZUNO Hitoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TANE Masakazu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NAKANO Takayoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAWAMURA Yoshihito (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN)
資料名： Philosophical Magazine  (Philosophical Magazine)
巻： 95  号： 1-3  ページ： 132-157  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： E0753C  ISSN： 1478-6435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長周期積層規則(LPSO)相に形成される変形帯の結晶学的性質を,走査電子顕微鏡-電子後方散乱回折(SEM-EBSD)パターンの分析により調べた。得られた結果は,hcp-Znに形成される変形キンク帯,そしてhcp-Mg多結晶に形成される変形双晶の場合と比較した。LPSO相の変形帯は,マトリックスと固定した結晶方位関係を見せず,変形双晶の場合とは異なることを確かめた。LPSO相の変形帯は,その結晶学的性質に関して3種類の任意性があることを示した。すなわち,1)帯から帯へと[0001]晶帯軸上で変化する任意の結晶回転軸,2)固定されず,比較的幅広い分布を見せる任意の結晶回転角度,3)変形帯境界自身内部でもその位置に依存した結晶回転角度の変動,である。これら特徴はZn多結晶に形成された変形帯で観測されたものと一致したことから,LPSO相結晶に形成される変形帯は圧倒的に変形キンク帯と考えられる。

シソーラス用語： 規則相 ,  *亜鉛 ,  *マグネシウム ,  結晶構造 ,  電子回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  キンクバンド ,  HCP金属 ,  変形双晶
準シソーラス用語： *長周期積層規則相 ,  *変形帯 ,  電子後方散乱回折 ,  *キンク帯

分類 (2件)： 金属の格子欠陥  (BK12030F) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (8件)： Zn ,  Mg ,  長周期 ,  規則 ,  相 ,  変形帯 ,  結晶学 ,  性質