文献

J-GLOBAL ID：201502241689780306   整理番号：15A0481479

動的環境におけるマルチプロジェクションシステムによる映像補正

Photometric Compensation by Multi-Projection System in Dynamic Environments

著者 (2件)： 吉田卓矢 (電通大 大学院情報理工学研究科) ,  橋本直己 (電通大 大学院情報理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 460(IE2014 67-86)  ページ： 223-228  発行年： 2015年02月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複数台プロジェクタを用いた映像投影は,映像の高輝度化・広域化・高解像度化やプロジェクションマッピングにおける全周囲投影などを実現可能であるという利点から,様々な環境において利用されている。しかし,近年のプロジェクタ利用は空間型ARをはじめとする動物体へのプロジェクションを目的とすることが多いのに対して,現状のマルチプロジェクションシステムでは任意の動的環境での映像補正技術が確立されていない。本研究では,プロジェクタによる投影映像の幾何学的補正と光学的補正を複数台プロジェクタで適応的に行う手法を提案し,任意の動的環境で利用可能なマルチプロジェクションシステムを実現する。(著者抄録)

シソーラス用語： *図化 ,  環境 ,  輝度 ,  改変 ,  画像処理 ,  *画像補正 ,  補正 ,  画像
準シソーラス用語： プロジェクタ画像 ,  *マルチプロジェクション ,  幾何補正 ,  輝度補正 ,  広域化 ,  高解像度化 ,  高輝度 ,  投影【図形】 ,  動的環境

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (10件)：

• K. Fujii, M. D. Grossberg and S. K. Nayar: “A projector-camera system with real-time photometric adaptation for dynamic environments“, Proc. of IEEE Conf. on CVPR, CVPR '05, Washington, DC, USA, IEEE Computer Society, p.1180 (2005).
• T. Takahashi, T. Aoki, K. Ito and S. Kondo: “A correspondence search technique for geometric correction of projected images“, The Institute of Image Information and Television Engineers, 65, 6, pp. 841-845 (2011).
• T. Johnson and H. Fuchs: “Real-time projector tracking on complex geometry using ordinary imagery“, Computer Vision and Pattern Recognition, CVPR '07. IEEE Conference on, pp. 1-8 (2007).
• 橋本,渡邉:“環境変化に対応する動的映像補正手法“,映像情報メディア学会誌,66,8,pp. J303-J309(2012).
• O. Bimber, G. Wetzstein, A. Emmerling and C. Nitschke: “Enabling viewdependent stereoscopic projection in real environments“, Proc. of the 4th IEEE/ACM ISMAR '05, ISMAR '05, Washington, DC, USA, IEEE Computer Society, pp. 14-23 (2005).

タイトルに関連する用語 (2件)： 動的環境 ,  映像