デッドラインを持つクエリプラン割り当てによる分散ストリーム処理のリアルタイムスケジューリング方式

山口晃広; 渡辺陽介; 佐藤健哉; 佐藤健哉; 中本幸一; 中本幸一; 高田広章

文献

J-GLOBAL ID：201502259611102618 整理番号：15A0566397

デッドラインを持つクエリプラン割り当てによる分散ストリーム処理のリアルタイムスケジューリング方式

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資料名：
巻： 2014 号： OS-131 ページ： VOL.2014-OS-131,NO.25 (WEB ONLY) 発行年： 2014年11月11日
JST資料番号： U0451A 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

近年,複数の機器(ノード)に分散するセンサなどから得られる連続的なデータを低遅延に処理し,アプリケーションに高度な情報を提供する分散ストリーム処理の重要性が高まっている。自動車を制御する場合など,これらの分散ストリーム処理では,センサからデータが発生してから処理が完了するまでのEnd-to-Endのデッドラインを超えないリアルタイム制約が要求される場合も多い。しかし,従来のストリーム処理におけるスケジューリングやクエリプランのノード割り当ての方式は,平均的な遅延時間の削減などが主な目的として研究されており,分散ストリーム処理のリアルタイム制約に対応することは難しい。本研究では,リアルタイム制約に対応する分散ストリーム処理のスケジューリング方式を提案する。提案方式では,(1)各ノード上のローカルクエリプランにおけるサブデッドラインを数理計画モデルから決定し,(2)動的なリアルタイムスケジューリングであるEarliest Deadline Firstにより各ノード上でローカルクエリプランを処理する。本提案の数理計画モデルでは,リアルタイム制約を数理計画の目的や制約として,ノードへ自由に割り当てられるオペレータに対して,その配置も同時に最適化できる。従来のストリーム処理の方式と比較し,提案方式がリアルタイム制約の維持に有効であることを確認した。(著者抄録)

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生産工学一般 , その他のディジタル計算機方式

引用文献 (15件)：

Golab, L. and Özsu, M. T.: Issues in Data Stream Management, SIGMOD Rec., Vol. 32, No. 2, pp. 5-14 (2003).
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Kalyvianaki, E., Wiesemann, W., Vu, Q. H., Kuhn, D. and Pietzuch, P.: SQPR: Stream Query Planning with Reuse, Proceedings of the 2011 IEEE 27th International Conference on Data Engineering, IEEE Computer Society, pp. 840-851 (2011).
Buttazzo, G. C.: Hard Real-time Computing Systems: Predictable Scheduling Algorithms And Applications (Real-Time Systems Series), Springer-Verlag TELOS (2004).
Liu, J.: Real-Time Systems, Prentice Hall (2000).

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