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J-GLOBAL ID：201502264200769453   整理番号：15A0535632

オリーブ加工固形廃棄物からの新規乳化剤

Novel emulsifiers from olive processing solid waste

著者 (6件)： FILOTHEOU Andreas (Dep. of Food Technol., ATEI of Thessaloniki, 57400 Thessaloniki, GRC) ,  RITZOULIS Christos (Dep. of Food Technol., ATEI of Thessaloniki, 57400 Thessaloniki, GRC) ,  AVGIDOU Mary (Dep. of Food Technol., ATEI of Thessaloniki, 57400 Thessaloniki, GRC) ,  KALOGIANNI Eleni P. (Dep. of Food Technol., ATEI of Thessaloniki, 57400 Thessaloniki, GRC) ,  PAVLOU Alexandros (Dep. of Chemical Engineering, Aristotle Univ. of Thessaloniki, 54006 Thessaloniki, GRC) ,  PANAYIOTOU Costas (Dep. of Chemical Engineering, Aristotle Univ. of Thessaloniki, 54006 Thessaloniki, GRC)
資料名： Food Hydrocolloids  (Food Hydrocolloids)
巻： 48  ページ： 274-281  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： E0877B  ISSN： 0268-005X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水中油型エマルションへの利用に適する乳化剤は,並列および直列抽出条件で水溶液を用いて,オリーブ加工固形廃棄物から抽出されてきた。SEC-MALLS/RI/UVおよびFTIR結果から,これらの生成物は,多糖類凝集体,蛋白質およびそれらの加水分解生成物その他から成った。アルコール不溶性固形廃棄物からpH7およびpH5で直接抽出を用いて得られた材料は,酸性および非酸性モデル食品エマルションのための効果的乳化剤であり,一方,それらのゼータ電位値は,両方のpHで負であった。水/油および水/空気界面での動的界面張力測定は,界面活性を実証した。異なる抽出物の吸着の動特性および平衡界面張力における有意な差は,乳化能力およびエマルション安定性に関連した。遠心分離エマルション血清のSECデータから,大部分の巨大分子成分は界面吸着していた。乳化剤として試験したとき,透析分離巨大分子群だけが,全抽出物と比較して中等度に効率的な乳化剤であった。抽出物中に存在する小分子は,全体的乳化能力における相乗効果を与えると考えられる。これらの結果は,オリーブ廃棄物(地中海および他の地域における主要汚染物質)は,高付加価値食品親水コロイドの再利用に用いることができることを示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *オリーブ ,  *固形廃棄物 ,  *乳化剤 ,  乳濁液 ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  FTIR分光法 ,  紫外スペクトル ,  ζ電位 ,  界面活性 ,  高分子 ,  光散乱
準シソーラス用語： 巨大分子 ,  光散乱法 ,  水中油型エマルション ,  多角度光散乱

分類 (3件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  廃棄物処理  (FJ02024G) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (3件)： オリーブ ,  固形廃棄物 ,  乳化剤