抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,自動車の軽量化に伴う使用材料の高強度化のため,ホットスタンプ工法の適用が増加している。昨今の軽量化をさらに進めるために,引張強度1500MPaよりも更なる高強度化ニーズがあった。現行1500MPa材より単純にC量を増加させた場合,強度は向上するものの,靭性が不足し部品として十分な性能が得られないことが判明した。よって,靭性向上のためにホットスタンプ後の旧オーステナイト粒を微細化し,焼入性を向上した引張強度1800MPa級ホットスタンプ材の開発を行った。本報では,本技術開発目標を掲げた社会的背景・要求,および既存技術の概要と課題について解説し,開発材の以下の諸特性について紹介する。1)機械特性,2)ミク口組織,3)熱間特性,4)焼入性,5)靭性,6)スポット溶接性。