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J-GLOBAL ID:201502269816211750   整理番号:15A0706750

日本の都市部中年集団に対する自記式食物摂取頻度質問票の妥当な信頼性:吹田調査

The reasonable reliability of a self-administered food frequency questionnaire for an urban, Japanese, middle-aged population: the Suita study
著者 (8件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 14-22  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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食物摂取頻度質問票(FFQ)を開発し,日本の都市の集団でその信頼性を検討した研究がほとんどないため,都市の日本人集団用に開発したFFQは,栄養素および食品群の摂取量の推定に対して妥当な信頼性を示す可能性がある。そこで,本研究の目的は,日本の都市部における前向きコホート研究のために開発したFFQの信頼性を検討することであった。1997年2月~1998年2月の吹田研究における参加者の中から,47~78歳の合計で男性29人および女性29人を選択した。連続7日間の食事記録(DR)を各季節に収集した(28日DR)。FFQは,秋を除いて,各季節に合計3回実施した。著者らは,スピアマン相関係数を算出し,28日DRと比較した場合の1回目および3回目のFFQの検証を評価するとともに,3か月,6か月および9か月間隔の繰返し精度を評価した。28日DRと比較した場合の各FFQの適度な妥当性が,エネルギー摂取量および27の栄養素で認められ,11の食品群を選択した。1回目FFQのエネルギー補正栄養素および食品群摂取量のスピアマン順位相関係数中央値(範囲)はそれぞれ,0.52(0.14~0.88)および0.53(0.24~0.74)であり,3回目FFQのそれらは,0.51(0.07~0.84)および0.57(0.16~0.75)であった。各間隔の繰返し精度は比較的良好であった;3か月,6か月および9か月間隔で,栄養素のスピアマン相関係数中央値(範囲)はそれぞれ,0.67(0.40~0.85),0.63(0.25~0.93)および0.62(0.31~0.87)であった;食品群のそれらはそれぞれ,0.58(0.42~0.76),0.56(0.24~0.80)および0.65(0.30~0.76)であった。結論として,本FFQは,日本の都市の集団における栄養素および食物摂取量と心血管疾患およびそれらの危険因子との関連を評価するのに有用である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品一般  ,  栄養調査  ,  循環系の臨床医学一般 

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