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J-GLOBAL ID:201502290974091647   整理番号:15A0513814

ギリシャのぶどう酒用のブドウから単離されたAspergillus carbonariusの成長とオクラトキシンA(OTA)生産に対する温度,水分活性およびメタ重亜硫酸ナトリウムの影響のモデリング

Modelling the influence of temperature, water activity and sodium metabisulphite on the growth and OTA production of Aspergillus carbonarius isolated from Greek wine grapes
著者 (5件):
資料名:
巻: 49  ページ: 12-22  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ぶどう果汁をベースとした培地上のAspergillus carbonariusの成長とオクラトキシンA(OTA)生産に対する温度(15-38°C),水分活性(aw 0.88-0.98),およびメタ亜硫酸水素ナトリウム(NaMBS)の濃度(0-200mg/l)の影響を定量するモデル化手法について検討した。カビの成長反応としてコロニーの直径の変化を経時的に記録し,Baranyiの一次モデルに合わせ,推定された最大成長率を(μmax)と誘導期(λ)をthe cardinal values model with inflection(CMI)を用いて,温度,水分活性およびNaMBS濃度の関数としたモデルを作成した。増殖中の本菌が生産するオクラトキシンAを測定し,2次多項式モデルを用いて同じ指標の関数としてモデル化した。低いawレベルでは温度にかかわらず,特に38°C/0.98awと38°C/0.96awでは,NaMBSは本菌の誘導期を長引かせた。最も低いNaMBS濃度(50mg/l)では阻害作用は全く認められなかったが,高濃度(100,150mg/l)では,カビの増殖が遅れた。NaMBSが200mg/lでは,温度と水分活性にかかわらず成長は全く認められなかった。成長の最適範囲は30-35°C,aw0.96であったが,オクラトキシンA生産の最高値は20°C,aw0.98でみられた。開発したモデルは内部および外部の検証にかけられ,グラフィカルなプロットと統計的な指標(バイアスと精度要因)では推論として満足のいくパフォーマンスを示した。本研究はNaMBSを阻害剤として使用し,本菌の生態生理学に関する知見を補完した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物の生態  ,  微生物生理一般  ,  微生物起原の毒性 
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