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J-GLOBAL ID：201502291582014837   整理番号：15A0750399

化学兵器剤のオンサイト検出のためのガスシリンダーフリープラズマ脱離/イオン化システムの開発

Development of a Gas-Cylinder-Free Plasma Desorption/Ionization System for On-Site Detection of Chemical Warfare Agents

著者 (9件)： IWAI Takahiro (National Res. Inst. of Police Sci., Chiba, JPN) ,  KAKEGAWA Ken (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN) ,  AIDA Mari (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN) ,  NAGASHIMA Hisayuki (National Res. Inst. of Police Sci., Chiba, JPN) ,  NAGOYA Tomoki (National Res. Inst. of Police Sci., Chiba, JPN) ,  KANAMORI-KATAOKA Mieko (National Res. Inst. of Police Sci., Chiba, JPN) ,  MIYAHARA Hidekazu (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN) ,  SETO Yasuo (National Res. Inst. of Police Sci., Chiba, JPN) ,  OKINO Akitoshi (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 11  ページ： 5707-5715  発行年： 2015年06月02日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学兵器剤(CWAs)は,第一次世界大戦以降軍やテロリストにより人々を間引くために用いられている危険性の高い物質であり,現在まで多くの国は1997年に確立された化学兵器禁止条約を批准し,化学兵器剤の開発,生産,備蓄,使用を禁止している。本論文で,化学兵器剤(CWAs)の検出のための移動性オンサイト分析装置を実現するため,ガスシンダーフリーのプラズマ脱離/イオン化システムを開発した。このシステムでプラズマ源は,質量分析器に直接結合した。このシステムでCWAsは準密閉空間における高電力パルスマイクロプラズマにより脱着し,イオン化され,プロトン化試料が放電領域を通過するガス流により質量分析器に導入される。このシステムで,HN3,シクロヘキシルサリン,タブン,VXがpモルレベルの検出限界で測定できた。

シソーラス用語： *プラズマ脱離質量分析 ,  *化学兵器 ,  *質量分析 ,  プラズマ源 ,  プロトン化 ,  イオン化 ,  標準物質 ,  脂肪族アミン ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： *化学兵器薬剤

分類 (1件)： 質量分析  (CC03013N)

物質索引 (4件)： HN3 ,  VX ,  シクロヘキシルサリン ,  タブン

タイトルに関連する用語 (4件)： 化学兵器 ,  脱離 ,  イオン化 ,  開発