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J-GLOBAL ID:201502297461427938   整理番号:15A0492182

Citrus unshiu未熟果ホモジネートでのピロガロール型カテキンの選択的酸化,ならびにオオロングテアニンの構造訂正

Selective oxidation of pyrogallol-type catechins with unripe fruit homogenate of Citrus unshiu and structural revision of oolongtheanins
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巻: 71  号: 17  ページ: 2540-2548  発行年: 2015年04月29日 
JST資料番号: E0234A  ISSN: 0040-4020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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筆者らが実施した紅茶ポリフェノールの産生メカニズムに関するこれまでの化学的研究において,日本産セイヨウナシ果実のホモジネートが,ピロガロール型やカテコール型のB環を有する緑茶カテキンを酸化して,テアフラビンやデヒドロテアシネンシンを生じることを示した。一方,Citrus unshiuの未熟果ホモジネートは,ピロガロール型のカテキンを酸化して,デヒドロテアシネンシンのみを生じる。これら2種類のホモジネートの選択性の違いは,ピロガロール型カテキンの酸化還元電位が低いことに関連すると考えられる。C.unshiuホモジネートでエピガロカテキンを酸化させると,テアシネンシンC,デヒドロテアシネンシンEとデスガロイルオオロングテアニンに加えて2種類の新規化合物,すなわちオオロングテアニン前駆体のエタノール付加物とエピガロカテキン4′-O-ルチノシドが生成した。本研究で得られた分光学的・計算機データに基づいて,デスガロイルオオロングテアニンの構造は訂正すべきであることもわかった。また,オオロングテアニンの生成に関わるメカニズムを提唱した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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天然有機化合物一般  ,  生体物質一般 
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