特許
J-GLOBAL ID:201503002297480214

車両のドアアウタハンドル構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-130459
公開番号(公開出願番号):特開2015-004227
出願日: 2013年06月21日
公開日(公表日): 2015年01月08日
要約:
【課題】車両の衝突時にて、ドアラッチ機構のアンラッチ動作を防止するドア開放防止機構を車幅方向にてコンパクトに構成する。【解決手段】ドア開放防止機構40は、ベース部材10に対して回転可能で車両の内外方向に揺動可能なレバー部材41と、レバー部材41をセット位置に向けて付勢する付勢部材42を備えていて、連結軸34が移動する領域の車幅方向スペースに合わせて配設することが可能である。レバー部材41は、車両の衝突時にドアの車外方向に向けて作用する所定の慣性力が作用しない状態でアウタハンドルがドア閉位置にあるときセット位置に保持され、前記慣性力が作用するとき付勢部材42の付勢力に抗し前記セット位置より車外方向に揺動してロック位置に移動する。レバー部材41がセット位置にあるとき、連結レバー33のドア開方向移動が許容され、レバー部材41がロック位置にあるとき、連結レバー33のドア開方向移動が規制される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車両のドアに固定されるベース部材と、このベース部材に車両の内外方向にて揺動可能に設けられてドア閉位置とこれより車外方向のドア開位置間にて操作可能なアウタハンドルと、このアウタハンドルのドア開動作をドアラッチ機構のアンラッチ動作として伝達可能な連係機構を備えるとともに、車両の衝突時に前記ドアの車外方向に向けて作用する所定の慣性力で前記連係機構の構成部材のドア開方向作動を規制するドア開放防止機構を備えていて、 前記連係機構が、前記ベース部材に対して回転可能に組付けられていて揺動可能な入力アーム部と出力アーム部を有し前記入力アーム部にて前記アウタハンドルの揺動部と係合するベルクランクと、このベルクランクと前記ベース部材間に介装されていて前記ベルクランクをドア閉位置に向けて付勢するスプリングと、前記ドアが閉じた状態で車両の前後方向に延在する連結軸にて前記出力アーム部に対して回転可能に組付けられていて揺動可能でありドア開方向移動によりドアラッチ機構のアンラッチ動作が可能である連結レバーを備え、 前記ドア開放防止機構が、前記ベース部材に対して回転可能に組付けられて車両の内外方向に揺動可能なレバー部材と、このレバー部材をセット位置に向けて付勢する付勢部材を備えていて、 前記レバー部材は、前記慣性力が作用しない状態にて前記アウタハンドルが前記ドア閉位置にあるときには前記セット位置に保持され、前記慣性力が作用するときには前記付勢部材の付勢力に抗して前記セット位置より車外方向に揺動してロック位置に移動するように設定されており、 前記レバー部材が前記セット位置にあるときには、前記連結軸の延長部位が前記レバー部材に対して相対移動可能であって、前記連結レバーのドア開方向移動が許容され、前記レバー部材が前記ロック位置にあるときには、前記連結軸の延長部位が前記レバー部材に当接して相対移動を規制され、前記連結レバーのドア開方向移動が規制されるように設定されている 車両のドアアウタハンドル構造。
IPC (3件):
E05B 1/00 ,  E05B 83/36 ,  B60J 5/04
FI (3件):
E05B1/00 301B ,  E05B65/20 ,  B60J5/04 H
Fターム (8件):
2E250AA21 ,  2E250HH01 ,  2E250JJ32 ,  2E250KK01 ,  2E250LL01 ,  2E250MM03 ,  2E250PP12 ,  2E250QQ09
引用特許:
出願人引用 (4件)
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