特許
J-GLOBAL ID:201503002467727695

クラウド制御システム、及びクラウド制御システムの制御プログラムのスケジューリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 美甘 徹也 ,  原 拓実 ,  砂井 正之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-011625
公開番号(公開出願番号):特開2015-138520
出願日: 2014年01月24日
公開日(公表日): 2015年07月30日
要約:
【課題】複数の演算サーバの負荷状態を計測して、負荷が均等となるように制御プログラムのスケジューリングを行うクラウド制御システムの制御プログラムのスケジューリング方法を提供することを目的とする。【解決手段】制御プログラムを複数の演算サーバ2A,2Bにスケジューリングする管理サーバ1と、演算サーバと、ネットワーク3と、を備え、管理サーバ1は、予めプログラムの処理時間情報を収集して、負荷均等化アルゴリズムに基づいて初期化時のスケジュールを設定し、夫々の演算サーバ2A、2Bは、負荷計測プログラムに基づいて、プログラムを実行して自身の負荷情報を計測し、管理サーバ1は、当該負荷情報の計測値から負荷に相当する負荷相当処理時間を求め、負荷均等化アルゴリズムに基づいてプログラムのスケジュール更新し、夫々の演算サーバの処理時間が均等となるようにしたことを特徴とする。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
複数のプログラムで構成される制御プログラムを複数の演算サーバに、予め定められる制御周期時間内で処理するようにスケジューリングする管理サーバと、前記管理サーバでスケジューリングされた1つ又は複数の前記プログラムを実行する、同一のプラットフォームで構成される複数の演算サーバと、前記管理サーバと複数の前記演算サーバとを接続するネットワークと、 を備え、 前記管理サーバは、並列実行可能な複数の前記プログラムと、予め計測された当該プログラム毎の処理時間情報と、予め設定される制御周期の処理時間内に、複数の前記プログラムの処理を複数の前記演算サーバに分散して割り当て、夫々の演算サーバの負荷を均等化する負荷均等化プログラムと、を記憶しておき、 前記演算サーバは、複数の前記プログラムと、前記管理サーバから予めその種類を設定される負荷情報を計測する負荷計測プログラムと、当該負荷情報と、を記憶しておき、 前記管理サーバは、最初の第1の制御周期の初期化処理として、前記負荷均等化プログラムとに基づいて前記処理時間情報を参照して、複数の前記プログラムについて夫々の前記処理時間情報を大きい順に並べて複数の前記演算サーバに割り当てし、 次に、割り当てた結果、処理時間の少ない前記演算サーバに対して、残った前記プログラムの前記演算処理時間情報の大きい順に割り当てし、 以後、この操作を繰り返して全ての前記プログラムを割り当てして、夫々の前記演算サーバのスケジュールを設定し、 夫々の前記演算サーバは、前記負荷計測プログラムに基づいて、スケジューリングされた前記プログラムを実行して自身の前記負荷情報を計測して前記管理サーバに送信し、 次に、前記管理サーバは、前記第1の制御周期の次以降の制御周期においては、前記負荷均等化処理プログラムに基づいて、前記負荷情報から負荷に相当する負荷相当処理時間を求め、 前記演算サーバに対して、前記負荷相当処理時間の少ない順に、前記処理時間情報が大きい順に前記プログラムを割り当て、 割り当てた結果の残った前記プログラムがある場合には、さらに、前記処理時間情報と前記負荷相当処理時間の加算値を求め、加算値が少ない前記演算サーバの順に、前記処理時間情報が大きい順に、残った前記プログラム割り当て、 次の前記制御周期で実行するスケジュールを生成して、前記演算サーバのスケジュールを更新し、 予め設定される前記制御周期時間内で、前記制御プログラムの処理が最短の時間で終了するように、且つ、夫々の前記演算サーバの処理時間が均等となるように、前記制御プログラムのスケジュールを更新するようにしたことを特徴とするクラウド制御システムの制御プログラムのスケジューリング方法。
IPC (2件):
G06F 9/48 ,  G06F 9/50
FI (2件):
G06F9/46 452F ,  G06F9/46 465D
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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