特許
J-GLOBAL ID:201503002668962675

軸受寿命判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): あいわ特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-169259
公開番号(公開出願番号):特開2015-036675
出願日: 2013年08月16日
公開日(公表日): 2015年02月23日
要約:
【課題】回転軸の回転速度が高くなると温度が上昇し、この温度要因によって軸受寿命に与える影響が変動するが、この温度要因を考慮して軸受寿命を判定する。【解決手段】回転軸(主軸)の回転速度に応じて一回転あたりの軸受寿命に与える影響度が、基準回転速度での一回転の影響度の何倍になるかの倍数を係数Kとして回転速度領域毎に設定しておく。所定周期Δt毎、軸指令速度Vを読み取り(a2)、指令速度Vに周期時間Δt、およびその回転速度に対応する係数Kの値を回転量Nに乗じて、基準回転速度での回転の量へ変換した補正回転量NEを求め、これを積算して積算補正回転量TNEを求める(a3〜a6)。この積算補正回転量TNEが寿命限界値TLimを超えていると軸受寿命に達しているとする(a7〜a9)。基準回転速度での回転量に変換された補正回転量の積算値によって、軸受寿命が判別されるから、温度要因を考慮して精度高く寿命を判定できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
機械の回転軸を支持する軸受の寿命を判定する寿命判定装置であって、 前記回転軸の回転速度に対応する係数のデータもしくは回転軸の回転速度から係数を算出する計算式を記憶した記憶手段と、 所定の時間間隔で前記回転軸の回転速度を検知する回転速度検知手段と、 読み取った回転速度と前記時間間隔から前記回転軸の回転量を算出する回転量算出手段と、 前記回転速度検知手段で検知された前記回転軸の回転速度に対応する前記係数を前記記憶手段に記憶したデータもしくは計算式より求め、回転量算出手段で求めた回転量に乗算して寿命判定のための補正回転量を算出する補正回転量算出手段と、 算出した補正回転量を積算し、積算補正回転量を求める補正回転量積算手段と、 該積算補正回転量が所定の値を超えたとき前記軸受の寿命であると判定する判定手段と、 を備えることを特徴とする軸受寿命判定装置。
IPC (4件):
G01M 13/04 ,  B23Q 17/10 ,  G05B 19/18 ,  G01M 99/00
FI (4件):
G01M13/04 ,  B23Q17/10 ,  G05B19/18 W ,  G01M99/00 A
Fターム (17件):
2G024AC01 ,  2G024AD09 ,  2G024BA12 ,  2G024CA09 ,  2G024CA26 ,  2G024FA01 ,  3C269AB01 ,  3C269BB12 ,  3C269CC01 ,  3C269DD01 ,  3C269EF02 ,  3C269MN09 ,  3C269MN15 ,  3C269MN23 ,  3C269MN26 ,  3C269MN27 ,  3C269QE34
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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