特許
J-GLOBAL ID:201503004241962731

磁気熱量素子およびそれを備える熱磁気サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-212272
公開番号(公開出願番号):特開2015-075292
出願日: 2013年10月09日
公開日(公表日): 2015年04月20日
要約:
【課題】直列的に配置された複数の素子ユニットが高い効率で機能すること。【解決手段】磁気熱量効果素子は、複数の素子ユニット61-66を有する。素子ユニット61-66は、長さL1-L6を有する。素子ユニット61-66は、それぞれ異なるキュリー温度Tc1-Tc6を有する。素子ユニット61-66は、能力分布Sp1-Sp6で示される磁気熱量効果を発揮する。隣接する2つの能力分布は、交点温度において交差している。隣接する2つの素子ユニットの間の、定格運転状態における温度は、境界温度と呼ばれる。長さL1-L6および/またはキュリー温度Tc1-Tc6は、境界温度と、交点温度とが一致するように設定されている。例えば、2つの素子ユニット64、65の間においては、境界温度Tb45と交点温度Tx45とが一致する。これにより、定格運転状態において複数の素子ユニット61-66が高い効率で機能する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
キュリー温度が異なる複数の素子ユニット(61-66、61-67)を温度分布の方向に沿って直列に配置した磁気熱量素子(149、249、349、449、549)において、 複数の前記素子ユニットが発揮しうる磁気熱量効果を示す複数の能力分布(Sp1-Sp6、Sp1-Sp7)の高さは、少なくともひとつが他と異なっており、 前記素子ユニットの大きさ(L1-L6、L1-L7)および/または前記素子ユニットのキュリー温度(Tc1-Tc6、Tc1-Tc7)は、隣接する2つの前記素子ユニットの間に定格運転状態において現れる境界温度(Tb12-Tb56、Tb67)と、それら2つの前記素子ユニットに対応する前記能力分布が交差する交点温度(Tx45)とが一致するように設定されていることを特徴とする磁気熱量素子。
IPC (1件):
F25B 21/00
FI (1件):
F25B21/00 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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