特許
J-GLOBAL ID:201503006901272710

蓄冷体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊藤 温 ,  小金澤 有希
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-176765
公開番号(公開出願番号):特開2015-045452
出願日: 2013年08月28日
公開日(公表日): 2015年03月12日
要約:
【課題】切れ込みの口径に関わらず、蓄冷剤中の溶質の過冷度低減装置内への混入を抑制し、且つ、凝固の伝播効果を長期に亘って安定して維持することで、長期間安定して過冷却の解消効果を有する蓄冷体を提供する。【解決手段】蓄冷剤容器11内に、蓄冷剤21と、蓄冷剤21の過冷却を解消する過冷却解消装置31とが収容された蓄冷体10において、過冷却解消装置31は、外殻32内に蓄冷剤21よりも高い凝固温度を有する液体の凝固伝播剤42を収容するとともに、外殻32の少なくとも一部として伸縮可能な熱可塑性樹脂からなる膜33を有し、膜33は、膜33を貫通する開口部35と、開口部35を開閉可能な少なくとも1つの開閉機構36とを有するようにした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
蓄冷剤容器内に、蓄冷剤と、該蓄冷剤の過冷却を解消する過冷却解消装置とが収容された蓄冷体であって、 前記過冷却解消装置は、外殻内に、前記蓄冷剤よりも高い凝固温度を有する液体の凝固伝播剤を収容するとともに、前記外殻の少なくとも一部として伸縮可能な熱可塑性樹脂からなる膜を有し、 前記膜は、該膜を貫通する開口部と、該開口部を開閉可能な少なくとも1つの開閉機構とを有し、 前記開閉機構は、前記凝固伝播剤が凝固する際の体積増加による前記膜の伸長により略閉止されている前記開口部を開放し、前記凝固伝播剤が融解する際の体積減少による前記膜の収縮により開放されている前記開口部を略閉止することを特徴とする、蓄冷体。
IPC (2件):
F25D 3/00 ,  F25C 1/00
FI (2件):
F25D3/00 E ,  F25C1/00 Z
Fターム (6件):
3L044AA04 ,  3L044BA01 ,  3L044CA11 ,  3L044DC04 ,  3L044KA01 ,  3L044KA04
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 蓄冷体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-186834   出願人:国立大学法人東京工業大学, 株式会社イノアックコーポレーション
  • 多層シート、それを熱成形してなる成形体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-108034   出願人:大阪樹脂化工株式会社, リケンテクノス株式会社
  • 伸縮性不織布およびそれを用いた繊維製品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-416804   出願人:チッソポリプロ繊維株式会社
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審査官引用 (7件)
  • 蓄冷体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-186834   出願人:国立大学法人東京工業大学, 株式会社イノアックコーポレーション
  • 多層シート、それを熱成形してなる成形体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-108034   出願人:大阪樹脂化工株式会社, リケンテクノス株式会社
  • 伸縮性不織布およびそれを用いた繊維製品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-416804   出願人:チッソポリプロ繊維株式会社
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