特許
J-GLOBAL ID:201503008261439489

機械罫書きによる強化ガラス板の分割方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-514069
公開番号(公開出願番号):特表2015-525187
出願日: 2013年05月17日
公開日(公表日): 2015年09月03日
要約:
強化ガラス板を分割する方法は、ガラス板の第1の縁端から隔てられ、ガラス板の上面より下方にオフセットされた位置に鋸歯付罫書きホイールを配置する工程を含み、ガラス板は層深さDOLの表面圧縮層及び中央領域を有する。方法は、鋸歯付罫書きホイールが表面圧縮層に延び込む表面弯入を含むクラック開始部を形成するように鋸歯付罫書きホイールを初期速度で第1の方向に平行移動させる工程、DOLより大きいメジアンクラック深さまでガラス板に延び込む罫書き線を罫書くために鋸歯付罫書きホイールを初期速度から罫書き速度まで第1の方向に加速させる工程、及び罫書き線がガラス板の第2の縁端に達する前に鋸歯付罫書きホイールを第1の方向で停止させる工程も含む。
請求項(抜粋):
強化ガラス板を分割する方法において、 圧縮応力下にある第1の強化表面層及び第2の強化表面層並びに、前記第1の強化表面層と前記第2の強化表面層の間の、引張応力下にある中央領域を有する、イオン交換ガラス板であって、前記第1の強化表面層及び前記第2の強化表面層は前記イオン交換ガラス板の表面から層深さDOLまで延びている、イオン交換ガラス板である前記ガラス板の第1の縁端から隔てられ、前記ガラス板の上面より下方にオフセットされた位置に鋸歯付罫書きホイールを配置する工程、 前記鋸歯付罫書きホイールが前記第1の強化表面層に延び込む表面弯入を含むクラック開始部を形成するように、前記鋸歯付罫書きホイールを初期速度で第1の方向に平行移動させる工程、 前記鋸歯付罫書きホイールを前記初期速度から、前記DOLより大きいメジアンクラック深さまで前記ガラス板に延び込む罫書き線を罫書くための、罫書き速度まで前記第1の方向に加速させる工程、 前記罫書き線が前記ガラス板の第2の縁端に達する前に、前記鋸歯付罫書きホイールを前記第1の方向で停止させる工程、 前記ガラス板の第3の縁端から隔てられ、前記ガラス板の前記上面より下方にオフセットされた位置に前記鋸歯付罫書きホイールを配置する工程、 前記鋸歯付罫書きホイールが前記第1の強化表面層に延び込む表面弯入を含むクロスカットクラック開始部を形成するように、前記鋸歯付罫書きホイールをクロスカット初期速度で、前記第1の方向を横切る、第2の方向に平行移動させる工程、及び 前記鋸歯付罫書きホイールを前記クロスカット初期速度から、メジアンクロスカットクラック深さまで前記ガラス板に延び込むクロスカット罫書き線を罫書くための、クロスカット罫書き速度まで前記第2の方向に加速させる工程、 を含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C03B 33/037 ,  B28D 5/00
FI (2件):
C03B33/037 ,  B28D5/00 Z
Fターム (16件):
3C069AA03 ,  3C069BA04 ,  3C069BB01 ,  3C069BC06 ,  3C069CA11 ,  3C069EA01 ,  3C069EA04 ,  3C069EA05 ,  4G015FA01 ,  4G015FA02 ,  4G015FA03 ,  4G015FA04 ,  4G015FB01 ,  4G015FB02 ,  4G015FC02 ,  4G015FC10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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