特許
J-GLOBAL ID:201503010117402575

画像復元装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-030104
公開番号(公開出願番号):特開2015-156539
出願日: 2014年02月19日
公開日(公表日): 2015年08月27日
要約:
【課題】画像に含まれる不必要な情報を除去することができるようにする。【解決手段】入力インタフェース部20が、文書の一方の面を読み取ることにより得られた表面画像を、観測画像として取得する。劣化画像情報判定部62が、観測画像内の画素の各々の画素値に基づいて分散値を算出し、分散値から算出された閾値に基づいて、観測画像内の画素の各々について、画素に裏写りが混在しているか否かを判定する。推定部65が、観測画像内の処理領域nの各々について、算出された状態量、及び算出された観測量に基づいて、状態空間モデルに基づく予測法により、処理領域nの状態量の最適値を、処理領域nの原画像として推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原画像情報にぼけおよび雑音が混在した観測画像情報に対し、前記原画像情報を駆動源として含む状態空間モデルに基づく予測法を用い、前記観測画像情報から前記原画像情報を推定する画像復元装置であって、 文書を読み取ことにより得られた表面画像情報を、前記観測画像情報として取得する画像取得手段と、 前記観測画像情報の各画素の画素値に基づいて分散値を算出し、前記分散値から算出された閾値に基づき、前記各画素にぼけおよび雑音が混在しているか否かを判定する判定手段と、 前記観測画像情報の時刻nでの処理領域nにおける状態量を時刻(n-1)での処理領域(n-1)の状態量、前記処理領域(n-1)から前記処理領域nへの状態遷移、及び前記処理領域(n-1)の状態量に含まれない時刻nにおける処理領域nの状態量の要素を含む前記駆動源を用いて算出する状態量算出手段と、 時刻nにおける処理領域nの状態量に基づき、前記判定手段によりぼけおよび雑音が混在していると判定された前記処理領域nの各画素の画素値について、前記原画像情報にぼけおよび雑音が加わって観測画像情報となる過程を観測量として算出する観測量算出手段と、 時刻nにおける処理領域nを前記状態量算出手段により算出された状態量、及び前記観測量算出手段により算出された観測量に基づいて、前記状態空間モデルに基づく予測法により、時刻nにおける処理領域nの状態量の最適値を原画像情報として推定する推定手段と、 を含む画像復元装置。
IPC (2件):
H04N 1/387 ,  G06T 5/00
FI (2件):
H04N1/387 ,  G06T5/00 300
Fターム (12件):
5B057BA02 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CE02 ,  5B057DA08 ,  5B057DC22 ,  5C076AA01 ,  5C076AA40
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る