特許
J-GLOBAL ID:201503011586178428

車両の制駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-208102
公開番号(公開出願番号):特開2015-071362
出願日: 2013年10月03日
公開日(公表日): 2015年04月16日
要約:
【課題】 複数の運動を制御しているときに制駆動力を発生する車輪にスリップが発生した場合、車両の走行安定性を優先して確保する車両の制駆動力制御装置を提供すること。【解決手段】 電子制御ユニットは、各車輪のうち最大値となるスリップ比Si(i=fl,fr,rl,rr)を有するスリップ輪を特定する。そして、ユニットは、スリップ輪における駆動力がスリップ状態を解消する方向となるように、車体における車両上下方向の運動であるロール運動及びピッチ運動を制御する目標ロールモーメントKmxMx及び目標ピッチモーメントKmyMyを増減して決定する。これにより、ユニットは、車両前後左右方向における運動である車両Veの前後運動及び車体Boのヨー運動をそれぞれ制御する目標前後駆動力FX及び目標ヨーモーメントMzと増減したモーメントKmxMx,KmyMyを同時に実現するように配分して駆動力配分制御を実行する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車両の各車輪にそれぞれ独立して駆動力又は制動力を発生させる制駆動力発生機構と、車両のバネ下に配置された前記各車輪をそれぞれ車両のバネ上に配置された車体に連結するサスペンション機構と、前記制駆動力発生機構を制御して前記各車輪にそれぞれ独立した駆動力又は制動力を発生させる制御部とを備え、 前記制御部が、車両前後左右方向における運動と前記車体の車両上下方向における運動とを制御するための複数の目標運動状態量を演算し、前記複数の目標運動状態量を実現するように前記各車輪に配分して前記制駆動力発生機構が前記各車輪にそれぞれ独立して発生させる駆動力又は制動力を演算する車両の制駆動力制御装置であって、 前記制御部は、 前記制駆動力発生機構によって前記駆動力又は前記制動力を発生している前記各車輪において所定のスリップ状態を検出した場合、前記複数の目標運動状態量のうち、前記車体の車両上下方向における運動を制御するための目標運動状態量のみを増減させるように構成された車両の制駆動力制御装置。
IPC (3件):
B60W 30/02 ,  B60T 8/175 ,  B60L 15/20
FI (3件):
B60W30/02 ,  B60T8/1755 Z ,  B60L15/20 S
Fターム (45件):
3D241BA18 ,  3D241BB08 ,  3D241BC03 ,  3D241BC05 ,  3D241BC06 ,  3D241CA09 ,  3D241CC03 ,  3D241CC09 ,  3D241CD01 ,  3D241CD11 ,  3D241DA13Z ,  3D241DA39Z ,  3D241DA52Z ,  3D241DA61Z ,  3D241DB02Z ,  3D241DB09Z ,  3D241DB10Z ,  3D241DB12Z ,  3D241DB15Z ,  3D241DB16Z ,  3D241DB18Z ,  3D241DB23Z ,  3D241DB27Z ,  3D241DB32Z ,  3D246AA08 ,  3D246BA02 ,  3D246DA01 ,  3D246EA06 ,  3D246EA17 ,  3D246GB04 ,  3D246GB11 ,  3D246GC14 ,  3D246HA72B ,  3D246HA82A ,  3D246HA84A ,  3D246HA85A ,  3D246JA04 ,  3D246JA12 ,  3D246JB21 ,  5H125AA01 ,  5H125AB01 ,  5H125AC12 ,  5H125AC14 ,  5H125BA07 ,  5H125DD16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車両の制駆動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-236095   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 走行装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-358024   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-122666   出願人:トヨタ自動車株式会社

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