特許
J-GLOBAL ID:201503015801399461

車両の操舵制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  田中 秀▲てつ▼ ,  宮坂 徹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-522399
特許番号:特許第5811279号
出願日: 2013年06月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ドライバが操作する操舵輪と転舵輪とが機械的に切り離され、前記操舵輪の操作状態を検出した結果に応じて前記転舵輪を電気的に操作する車両の操舵制御装置において、 前記操舵輪の現在の回転角度である現在操舵角を検出する操舵角検出部と、 前記転舵輪を転舵させるための転舵トルクを出力する第一転舵モータ及び第二転舵モータと、 前記第一転舵モータの回転角度を検出する第一転舵角検出部と、 前記第二転舵モータの回転角度を検出する第二転舵角検出部と、 前記操舵輪の操作に応じて前記第一転舵モータを駆動制御する第一転舵モータ制御部と、 前記操舵輪の操作に応じて前記第二転舵モータを駆動制御する第二転舵モータ制御部と、 前記操舵輪へ操舵反力を付与する反力モータと、 前記転舵輪の転舵角を検出または算出し、前記検出または算出した転舵角と、前記操舵輪の操舵角と、に応じて前記反力モータを駆動制御する反力モータ制御部と、を設け、 前記第一転舵モータ制御部、前記第二転舵モータ制御部及び前記反力モータ制御部は、それぞれ、前記操舵角検出部が検出した現在操舵角と、前記第一転舵角検出部または前記第二転舵角検出部の一方で検出した回転角度と、の偏差を用いてモータ指令電流を演算するモータ指令電流演算部と、前記各モータ指令電流演算部がそれぞれ演算したモータ指令電流に応じて前記第一転舵モータ制御部、前記第二転舵モータ制御部及び前記反力モータ制御部のうちいずれかに異常が発生しているか否かを判定する監視部と、を備え、 前記各監視部は、前記各モータ指令電流演算部がそれぞれ演算したモータ指令電流が演算結果の異なる二つのグループに区分されると判定すると、前記二つのグループに含まれるモータ指令電流の個数を検出し、さらに、含まれるモータ指令電流の個数が少ないグループが含むモータ指令電流を演算したモータ指令電流演算部を備えるモータ制御部に異常が発生していると判定し、 前記異常が発生していると判定されたモータ制御部は、前記回転角度を検出していた前記第一転舵角検出部または前記第二転舵角検出部の一方に替えて、他方で検出した回転角度を用いて前記モータ指令電流を演算することを特徴とする車両の操舵制御装置。
IPC (3件):
B62D 5/04 ( 200 6.01) ,  B62D 6/00 ( 200 6.01) ,  B62D 113/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B62D 113:00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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