特許
J-GLOBAL ID:201503015883115678

タンデム式ベーン型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ぱてな
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-076940
公開番号(公開出願番号):特開2013-204557
特許番号:特許第5729343号
出願日: 2012年03月29日
公開日(公表日): 2013年10月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ハウジングに吸入室、吐出室及び圧縮室が形成されているとともに駆動軸が回転可能に軸支され、該ハウジング内には、該駆動軸の回転により、該圧縮室が該吸入室から低圧の冷媒ガスを吸入する吸入行程と、該圧縮室内で該冷媒ガスを圧縮する圧縮行程と、該圧縮室内の高圧の該冷媒ガスを該吐出室に吐出する吐出行程とを行う複数の圧縮機構がタンデム結合され、 各前記圧縮機構は、前記ハウジングに形成された第1シリンダ室と、該第1シリンダ室内に前記駆動軸によって回転可能に設けられ、複数個の第1ベーン溝が放射方向に形成された第1ロータと、各該第1ベーン溝に出没可能に設けられ、該第1シリンダ室の内面及び該第1ロータの外面とともに前方に位置する前記圧縮室である第1圧縮室を形成する第1ベーンとを有する第1圧縮機構と、 該ハウジングに形成された第2シリンダ室と、該第2シリンダ室内に該駆動軸によって回転可能に設けられ、複数個の第2ベーン溝が放射方向に形成された第2ロータと、各該第2ベーン溝に出没可能に設けられ、該第2シリンダ室の内面及び該第2ロータの外面とともに後方に位置する該圧縮室である第2圧縮室を形成する第2ベーンとを有する第2圧縮機構とを備えたタンデム式ベーン型圧縮機において、 各前記第1ベーンの底面と各前記第1ベーン溝との間は第1背圧室とされ、 各前記第2ベーンの底面と各前記第2ベーン溝との間は第2背圧室とされ、 前記ハウジングは、外郭を形成し、外部に繋がる吸入口及び吐出口が形成されたシェルと、該シェル内に収納され、該シェルとともに該吸入口と連通する前記吸入室を形成する第1サイドプレートと、該シェル内に収納され、前記第1圧縮機構と前記第2圧縮機構とを区画する第2サイドプレートと、該シェル内に収納され、該シェルとともに該吐出口と連通する前記吐出室を形成する第3サイドプレートと、該第1サイドプレートと該第2サイドプレートとに挟持されて該シェル内に収納され、前記第1シリンダ室を形成する第1シリンダブロックと、該第2サイドプレートと該第3サイドプレートとに挟持されて該シェル内に収納され、前記第2シリンダ室を形成する第2シリンダブロックとを有し、 前記吐出室には、前記吸入口から前記吸入室に吸入して前記第1圧縮機構及び前記第2圧縮機構で圧縮した後で前記吐出室に吐出される前記冷媒ガスから潤滑油を分離し、前記吐出室に前記潤滑油を貯留するとともに、前記潤滑油が分離された前記冷媒ガスを前記吐出口から吐出するセパレータが設けられ、 前記駆動軸には、前記吐出室と連通する共通流路が形成され、 前記第2サイドプレートには、該共通流路と各前記第1背圧室とを連通する第1供給流路が形成され、 前記第3サイドプレートには、該共通流路と各前記第2背圧室とを連通する第2供給流路が形成され、 前記シェル内に前記第1サイドプレート、前記第1シリンダブロック、前記第2サイドプレート、前記第2シリンダブロック及び前記第3サイドプレートが収容された状態で固定され、 前記第1サイドプレート、前記第2サイドプレート及び前記第3サイドプレートにはそれぞれ前記駆動軸を回転自在に保持する軸孔が貫設され、 前記共通流路は、前記第3サイドプレートにおいて前記軸孔に向かって径方向に延びる孔を有することを特徴とするタンデム式ベーン型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 23/00 ( 200 6.01) ,  F04C 18/344 ( 200 6.01) ,  F04C 29/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
F04C 23/00 F ,  F04C 18/344 361 G ,  F04C 18/344 351 M ,  F04C 29/00 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭58-202389
  • 特開昭62-294788
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-241472   出願人:株式会社デンソー
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審査官引用 (7件)
  • 特開昭58-202389
  • 特開昭58-202389
  • 特開昭62-294788
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