特許
J-GLOBAL ID:201503017340839040
山岳トンネル切羽前方地山の地質探査方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山名 正彦
, 筬島 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-129484
公開番号(公開出願番号):特開2015-004194
出願日: 2013年06月20日
公開日(公表日): 2015年01月08日
要約:
【課題】トンネル掘削工事に実施される爆薬装填用孔の掘削、或いは先受け工法として実施される穿孔の工程を利用して実施でき、切羽前方地山の地質情報を、掘削又は排水から得た試料に基づいて得ることができ、直ちにトンネル掘削工事の実施に速やかに適切に反映できる。【解決手段】トンネル切羽1の掘削作業時に発生する掘削排水4のpH値を計測してpHデータを得る。掘削排水4を遠心分離型濾過器7により固形物13の分離回収を行う。分離回収した固形物13を、カメラ等の画像取得手段で撮影して色彩データを求め、更に同固形物13を篩い分けして粒度分布データを得る。得られたpHデータと色彩データ及び粒度分布データのいずれか一種、又は複数種をそれぞれ、既知の岩種区分データ、色彩データ及びpHデータと照合する判定を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
山岳トンネルの掘削作業に際し、トンネル切羽の掘削に使用される爆薬装填用孔又は試し掘りの掘削作業時に発生する掘削排水を、切羽近傍に設けた釜場へ集めて溜め、前記掘削排水のpH値を計測してpHデータを得る段階と、
(イ)釜場に溜めた掘削排水を水中ポンプにより遠心分離型濾過器へ送り、同遠心分離型 濾過器により同掘削排水中に含まれた固形物の分離回収を行う段階と、
(ロ)前記遠心分離型濾過器により分離回収した固形物をカメラ等の画像取得手段で撮影 して色彩データを求め、更に同固形物を篩い分けして粒度分布データを得る段階と、
から成り、
上記のように得たpHデータと色彩データ及び粒度分布データのいずれか一種、又は複数種をそれぞれ、既知の岩種区分データ、色彩データ及びpHデータと照合する判定を行って、切羽前方地山の地質情報を得ることを特徴とする、山岳トンネル切羽前方の地質探査方法。
IPC (5件):
E21D 9/06
, G01N 27/416
, G01N 15/02
, G01N 33/24
, G01N 21/27
FI (5件):
E21D9/06 301F
, G01N27/46 353Z
, G01N15/02 F
, G01N33/24 B
, G01N21/27 A
Fターム (14件):
2D054GA10
, 2D054GA15
, 2D054GA17
, 2D054GA25
, 2D054GA61
, 2D054GA82
, 2G059AA05
, 2G059BB09
, 2G059DD04
, 2G059DD12
, 2G059EE13
, 2G059FF08
, 2G059KK04
, 2G059KK07
引用特許:
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