特許
J-GLOBAL ID:201503018797056022

原子力発電所全交流電源喪失時の受動式発電

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市位 嘉宏
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-524300
公開番号(公開出願番号):特表2015-528118
出願日: 2013年07月09日
公開日(公表日): 2015年09月24日
要約:
原子力発電所の全交流電源喪失時に高温の残留熱除去回路入口と周囲の格納容器環境との間の温度差を利用して受動的に発電を行う装置。通常のオンサイトおよびオフサイト電源の喪失時に原子力発電所を安全な状態に保つ上で必須の機器を作動させるのに必要な電力を発生させるために、熱電発電機、スターリングサイクルエンジン、ランキンサイクルエンジンなどの熱機関が、受動式残留熱除去熱交換器の入口および/または受動式残留熱除去熱交換器の水室の非断熱部分と熱交換関係に結合されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
核分裂が起きる原子炉(60)の炉心内を循環する冷却材により炉心内で発生する熱が有用な仕事をするための利用回路へ運ばれる原子力発電所(22)であって、 当該原子力発電所は、万一異常な運転状態が生じた場合原子炉(60)の停止後に炉心で発生する残留熱を放散させるための冷却材残留熱除去回路(98)を含み、 当該冷却材残留熱除去回路は、炉心から残留熱除去回路(98)を介して或る量の冷却材を搬送するための残留熱除去導管(12)を含み、当該残留熱除去導管は非断熱部分(13)を含み、 当該冷却材残留熱除去回路はさらに、非断熱部分(13)と熱交換関係にある第1の構成部分と、当該非断熱部分を取り囲む環境と熱交換関係にある第2の構成部分とを有する熱機関(10)であって、残留熱除去導管(12)と当該非断熱部分を取り囲む環境との間の温度差に応答して、異常な運転状態への対処を支援する補助動力源として、電力または機械力を発生させる熱機関を含むこと、 を特徴とする原子力発電所。
IPC (5件):
G21D 5/04 ,  G21D 5/14 ,  G21C 15/18 ,  H02N 11/00 ,  G21D 3/04
FI (5件):
G21D5/04 ,  G21D5/14 ,  G21C15/18 M ,  H02N11/00 A ,  G21D3/04 Q
引用特許:
審査官引用 (10件)
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