特許
J-GLOBAL ID:201503024514429080
バイオマスを用いた循環型バイオ水素生産施設
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-228880
公開番号(公開出願番号):特開2015-089945
出願日: 2013年11月04日
公開日(公表日): 2015年05月11日
要約:
【課題】木質バイオマスなどのバイオマスを原料として微生物機能を利用して水素を生産する水素生産方法では、水素生成収率と水素生成速度の向上が技術的課題とされてきた。【解決手段】木質バイオマスを高温高圧水処理して得られるヘミセルロース分解産物及びセルロース分解産物を微生物電解セルの基質として用いて水素を生産する。固体成分として残るセルロースはセルロース分解能を有する水素生成細菌により水素を生産し、酢酸などの有機酸を主成分とする醗酵液と微生物電解セルを用い水素を生産する。微生物電解セルの陽極にはアミノ化カーボン電極を用い、水素を生成する陰極には電解改質カーボン電極を用いる。これにより水素生成収率と水素生成速度の飛躍的な向上が実現され、水素生産に関わるコストを低減でき、且つ、再生可能な木質バイオマスを原料とする資源循環型の水素生産プラントを実現可能とした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
水素を生成する電解槽の陽極に、微生物を固定化した固定化微生物電極を陽極として用い、微生物が代謝可能なグルコースや酢酸などの有機物を電子供与体とする機能構成の電解槽において、陽極にカーボンをカルバミン酸アンモニウム溶液中で電解酸化することで表面にアミノ基等の含窒素官能基を導入した触媒電極(アミノ化カーボン電極)を用い、アミノ化カーボン電極を硫酸溶液中で長時間電解還元することにより作製した電解改質カーボン電極を水素生成触媒電極として用いることを特徴とする微生物電解槽。
IPC (8件):
C25B 9/00
, B09B 3/00
, C25B 15/08
, C25B 1/10
, C25B 11/12
, C25B 11/06
, H01M 8/00
, H01M 8/06
FI (9件):
C25B9/00 Z
, B09B3/00 A
, B09B3/00 304Z
, C25B15/08 302
, C25B1/10
, C25B11/12
, C25B11/06 Z
, H01M8/00 Z
, H01M8/06 R
Fターム (26件):
4B064AA03
, 4B064CA01
, 4B064DA16
, 4D004AA12
, 4D004BA03
, 4D004CA13
, 4D004CA18
, 4D004CA39
, 4D004CC07
, 4K011AA23
, 4K011AA29
, 4K011DA10
, 4K011DA11
, 4K021AA01
, 4K021BA02
, 4K021BA06
, 4K021BA10
, 4K021BC01
, 4K021DB05
, 4K021DB11
, 4K021DB19
, 4K021DB31
, 4K021DC03
, 5H027AA02
, 5H027BA11
, 5H027DD09
引用特許:
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