特許
J-GLOBAL ID:201503051608040788

フロー経路変更計算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人磯野国際特許商標事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-138297
公開番号(公開出願番号):特開2015-012542
出願日: 2013年07月01日
公開日(公表日): 2015年01月19日
要約:
【課題】処理負荷を低減した上で、最大リンク使用率を低下させることができるフロー経路変更計算装置を提供する。【解決手段】フロー経路変更計算装置1は、リンク使用率が所定の閾値(割合)以上となるリンクを通るフローのフロー情報を取得し、最大リンク使用率となるリンクを変更しないようにして、変更対象となるフローとその変更先経路を計算する。フロー経路変更計算装置1は、最大リンク使用率を下げるために、最大リンク使用率となるリンクを変更せざるを得なくなった場合に、最大リンク使用率となるリンクを変更して、変更対象となるフローとその変更先経路を計算する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数のノードと前記複数のノード間を接続する複数のリンクとを備えるネットワーク内を流れるフローのうち、変更対象のフローに対する変更先経路を演算するフロー経路変更計算装置であって、 前記フロー経路変更計算装置は、記憶部と、最大リンク使用率計算部と、出力情報処理部と、を備え、 前記記憶部には、(1)前記ノード間の接続関係を示すトポロジ情報、(2)前記リンクを経由する際のコストを示すリンクメトリック、各リンクの最大帯域および各リンクのリンクトラヒック量を含むリンク情報、および、(3)リンク使用率が所定の閾値以上となるリンクを通る前記フローのフロー経路とそのトラヒック量を含むフロー情報、が記憶され、 前記最大リンク使用率計算部は、 前記各リンクの最大帯域および前記各リンクのリンクトラヒック量に基づき、前記ネットワーク内の各リンクの前記リンク使用率を計算して、最大リンク使用率および当該最大リンク使用率となるリンクを取得し、 当該取得した最大リンク使用率となるリンクを通るフローの中で、次の(条件A)および(条件B) (条件A)当該最大リンク使用率となるリンクを通らない、 (条件B)経路変更により最大リンク使用率となるリンクを変更しない、 を満たすフローの最短経路と、当該最短経路に変更した場合の最大リンク使用率を計算し、当該最大リンク使用率が最小値となるフローを変更対象のフローとし、当該変更対象のフローとその変更先経路との組み合わせを決定し、 当該計算した最大リンク使用率となるリンクを通るフローの中で、前記変更対象のフローとして決定したフロー以外のフローに対し、前記(条件A)および(条件B)を満たし、前記計算した最大リンク使用率が最小値となる変更対象のフローとその変更先経路との組み合わせの決定処理を、前記(条件A)および(条件B)を満たす前記フローとその変更先経路の組み合わせが存在しなくなるまで繰り返し、 前記出力情報処理部は、前記決定された変更対象のフローとその変更先経路、および、前記計算した最大リンク使用率を出力すること を特徴とするフロー経路変更計算装置。
IPC (2件):
H04L 12/803 ,  H04L 12/717
FI (2件):
H04L12/803 ,  H04L12/717
Fターム (9件):
5K030GA13 ,  5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030LC09 ,  5K030LC11 ,  5K030MB09 ,  5K030MB16 ,  5K030MC08 ,  5K030MD07
引用特許:
審査官引用 (3件)

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