特許
J-GLOBAL ID:201503053761922520

環境試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-207218
公開番号(公開出願番号):特開2015-072161
出願日: 2013年10月02日
公開日(公表日): 2015年04月16日
要約:
【課題】試験室内の温度を精密に制御することが可能であり、且つ消費電力が少ない環境試験装置を提供することを目的とする。【解決手段】必要な冷却量が一定以下である場合には、冷却装置6の運転モードが通常運転から、低能力運転に切り換えられる。低能力運転は、冷却装置6を故意に冷却効率を低下させて運転するものであり、膨張手段22を開口面積が減少する方向に切り換えて、冷媒の通過量を絞り、低圧側流路の圧力を低下させて圧縮機20に供給される冷媒の圧力を下降させる。また凝縮器21の送風機31の回転数を低下させて凝縮効率を低下させ、高圧側流路の圧力を上昇させて圧縮機20から吐出される冷媒の圧力を上昇させる。その結果、冷却装置6による過冷却量が減少し、加熱ヒータ7に要求される発熱量が減少し、加熱ヒータ7の消費電力が軽減される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
被試験物を設置する試験室と、試験室内の温度を調整する空気調和手段とを有し、前記空気調和手段には、少なくとも加熱装置と冷却装置が含まれ、前記加熱装置と冷却装置とを同時に運転して試験室内の温度を調整する場合がある環境試験装置において、前記冷却装置は、モータによって回転される圧縮機と、凝縮手段と、膨張手段と、蒸発器とを備え、これらが環状に接続された冷凍回路を有し、その内部に相変化する冷媒が導入されたものであり、前記冷却装置を運転する必要があり、且つ必要な冷却量が少ない場合に、圧縮機の圧縮比が上昇する様に制御し前記モータを所定の回転数で連続回転する低能力運転で前記冷却装置を運転することを特徴とする環境試験装置。
IPC (1件):
G01N 17/00
FI (1件):
G01N17/00
Fターム (5件):
2G050BA10 ,  2G050CA01 ,  2G050EA01 ,  2G050EC01 ,  2G050EC10
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る