特許
J-GLOBAL ID:201503072244813384

エジェクタ式冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人かいせい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-127580
公開番号(公開出願番号):特開2015-001365
出願日: 2013年06月18日
公開日(公表日): 2015年01月05日
要約:
【課題】エジェクタのノズル部へ蒸発器下流側冷媒を流入させるエジェクタ式冷凍サイクルの成績係数を充分に向上させる。【解決手段】第1蒸発器15の出口側とエジェクタ18のノズル部18aの入口側との間に、サイクルの余剰冷媒を液相冷媒として蓄える貯液タンク19を配置し、この貯液タンク19にて貯液された液相冷媒と第1蒸発器15から流出した気相冷媒とを混合させて、気液二相状態とした冷媒をノズル部18aへ流入させる。これにより、ノズル部18aにおける凝縮遅れを抑制するとともに、ノズル部18aから噴射された噴射冷媒と第2蒸発器17から吸引された吸引冷媒との混合冷媒の乾き度xが上昇してしまうことを抑制して、エジェクタ式冷凍サイクル10bの成績係数(COP)を充分に向上させる。【選択図】図11
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(11)と、 前記圧縮機(11)から吐出された冷媒を放熱させる放熱器(12)と、 前記放熱器(12)下流側の冷媒を減圧させる第1減圧手段(13)および第2減圧手段(16)と、 前記第1減圧手段(13)にて減圧された冷媒を蒸発させる第1蒸発器(15)と、 前記第2減圧手段(16)にて減圧された冷媒を蒸発させる第2蒸発器(17)と、 前記第1蒸発器(15)下流側冷媒を減圧させるノズル部(18a)から噴射される高速度の噴射冷媒の吸引作用によって冷媒吸引口(18d)から前記第2蒸発器(17)下流側冷媒を吸引し、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口(18d)から吸引された吸引冷媒とを混合させて昇圧させる昇圧部(18g)を有するエジェクタ(18)とを備え、 さらに、前記第1蒸発器(15)から流出した冷媒を気液二相状態として前記ノズル部(18a)へ流入させる二相化手段(19)を備えることを特徴とするエジェクタ式冷凍サイクル。
IPC (2件):
F25B 1/00 ,  F25B 5/02
FI (3件):
F25B1/00 389A ,  F25B5/02 520D ,  F25B5/02 520E
引用特許:
出願人引用 (5件)
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