特許
J-GLOBAL ID:201503075484316140
体細胞多重変異によるがん診断方法、がん医薬開発方法及びがん診断装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-231149
公開番号(公開出願番号):特開2015-089364
出願日: 2013年11月07日
公開日(公表日): 2015年05月11日
要約:
【課題】疫学的病理形質と整合性のある遺伝子診断・治療法の開発が残されている。【解決手段】被験者のがん細胞及び正常細胞からゲノム塩基配列を取得し、ゲノムデータベースと照合することにより染色体にマップした遺伝子整列化地図を作成する(ステップS1)。次に、当該整列化地図からデータベースに登録してある既知SNPを除外した残りのSNVあるいはMNVを、未知SNVとして体細胞多重変異の数量化と染色体遺伝子のランドマークにする(ステップS2)。このうち、がん関連遺伝子の構造・機能を転換するnon-synonymous変異を選択し、がん特異的体細胞変異の候補とする。ただし、当該SNV、あるいはMNVに塩基配列の付加、欠失がある場合には、相補塩基を体細胞多重変異の数量的指標に用いる(ステップS3)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被験者のがん細胞・組織、及び正常細胞・組織からゲノム塩基配列を取得し、ゲノムデータベースと照合することにより、染色体に整列化し、
整列化した塩基配列から一塩基多型データベース(SNP:QC30)に登録してある健康人の一塩基多型(既知SNP)を除外した残りの一塩基多様性配列(SNV)、あるいは多塩基多様性配列(MNV)を未知SNVとして、体細胞多重変異の数量化と染色体遺伝子の変異箇所の同定を行い、
当該SNV、およびMNVの塩基配列に付加、あるいは欠失がある場合は、リファレンスの塩基配列を体細胞多重変異のパラメーターとして数量的指標に使用することを特徴とするがん診断方法。
IPC (4件):
C12Q 1/68
, C12Q 1/04
, C12M 1/34
, C12M 1/00
FI (5件):
C12Q1/68 A
, C12Q1/04
, C12M1/34 B
, C12M1/34 Z
, C12M1/00 A
Fターム (16件):
4B029AA07
, 4B029BB11
, 4B029BB20
, 4B029FA04
, 4B029FA15
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QA19
, 4B063QQ08
, 4B063QQ43
, 4B063QR32
, 4B063QR62
, 4B063QR77
, 4B063QS02
, 4B063QS34
, 4B063QX01
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (7件)
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Nat. Genet., 2011, Vol.43, No.5, pp.442-446
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Nat. Genet., 2012, Vol.44, No.12, pp.1310-1315
-
PLoS ONE, 20130102, Vol.8, Issue 1, e53310
-
PLoS ONE, 2012, Vol.7, Issue10, e46454
-
Cancer Prev. Res., 2008, Vol.1, No.6, pp.413-423
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World J. Gastroenterol., 2005, Vol.11, No.43, pp.6740-6744
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“イルミナテクノロジーを使用した研究論文の概要”
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