特許
J-GLOBAL ID:201503080947658510

中性子制御装置及び中性子照射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 宏明 ,  高村 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-185742
公開番号(公開出願番号):特開2015-052540
出願日: 2013年09月06日
公開日(公表日): 2015年03月19日
要約:
【課題】 熱外中性子が多い中性子束を得ること。【解決手段】 この中性子照射装置100は、陽子ビームを導入する導入管1と、当該導入管1の下端に設けたターゲット構造2と、当該ターゲット構造2の下方であって当該ターゲット構造2で発生した中性子の照射経路に配置したフッ化アルミニウム層3と、当該フッ化アルミニウム層3の下に積層した重水層4とを有する。フッ化アルミニウム層3は、熱外中性子が増加する厚さに設定する。フッ化アルミニウム層3のみでは、厚さが増しすぎるので、重水を設置する。重水により、中性子は素早く減速され、厚みを増やすことなく、熱外中性子を増やすことができる。このフッ化アルミニウム層3及び重水層4の組み合わせによれば、高速中性子のみを減衰して熱外中性子を増加させ、熱中性子を増やさないようにすることができる。この結果、熱外中性子が多い中性子束を得られる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
陽子ビームを照射したターゲットで生じる中性子の照射経路に、 フッ化アルミニウム、フッ化マグネシウム又はフルエンタルを含むフッ化層と、 重水素を含む重水素層と、 を積層配置したことを特徴とする中性子制御装置。
IPC (7件):
G21K 3/00 ,  H05H 3/06 ,  H05H 6/00 ,  G21K 5/02 ,  G21K 5/08 ,  G21K 1/00 ,  A61N 5/10
FI (8件):
G21K3/00 Y ,  H05H3/06 ,  H05H6/00 ,  G21K5/02 N ,  G21K5/08 N ,  G21K1/00 N ,  G21K3/00 S ,  A61N5/10 H
Fターム (9件):
2G085AA04 ,  2G085AA06 ,  2G085BA02 ,  2G085BA16 ,  2G085BA17 ,  2G085BE07 ,  2G085EA01 ,  4C082AC07 ,  4C082AE01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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