特許
J-GLOBAL ID:201503086443111209

残響抑圧装置とその方法と、プログラムとその記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-168219
公開番号(公開出願番号):特開2015-037238
出願日: 2013年08月13日
公開日(公表日): 2015年02月23日
要約:
【課題】演算量を削減した残響抑圧装置を提供する。 【解決手段】パワー計算は周波数領域収音信号のパワーを周波数ごとに計算したパワースペクトルを出力し、遅延部はそのパワースペクトルを所定の遅延量だけ遅延させた遅延パワースペクトルを出力し、減算部はパワースペクトルから、上記遅延パワースペクトルにフィルタ係数を乗じたフィルタ後信号を減算して誤差信号を求め、適応アルゴリズム部は遅延パワースペクトルと上記誤差信号を入力として、当該誤差信号を最小化するようにフィルタ係数を更新し、周波数領域フィルタ部は遅延パワースペクトルに上記フィルタ係数を乗じてフィルタリングしたフィルタ後信号を出力し、残響抑圧ゲイン計算部はパワースペクトルと上記誤差信号を入力として、残響を抑圧するための残響抑圧ゲインを計算し、乗算部は上記周波数領域収音信号に上記残響抑圧ゲインを乗じて残響除去信号を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
収音信号を周波数領域の周波数領域収音信号に変換するFFT部と、 上記周波数領域収音信号を入力として、当該周波数領域収音信号の周波数ごとのパワースペクトルを計算して出力するパワー計算部と、 上記パワースペクトルを所定の遅延量だけ遅延させた遅延パワースペクトルを出力する遅延部と、 上記パワースペクトルから、上記遅延パワースペクトルにフィルタ係数を乗じたフィルタ後信号を減算して直接音の推定パワーを求める減算部と、 上記遅延パワースペクトルと上記直接音の推定パワーを入力として、当該直接音の推定パワーを最小化するようにフィルタ係数を更新する適応アルゴリズム部と、 上記遅延パワースペクトルに上記フィルタ係数を乗じてフィルタリングしたフィルタ後信号を出力する周波数領域フィルタ部と、 上記パワースペクトルと上記直接音の推定パワーを入力として、残響音を抑圧するための残響抑圧ゲインを計算する残響抑圧ゲイン計算部と、 上記周波数領域収音信号に上記残響抑圧ゲインを乗じて残響抑圧信号を出力する乗算部と、 上記残響抑圧信号を時間領域の残響抑圧信号に変換する逆FFT部と、 を具備する残響抑圧装置。
IPC (3件):
H04R 3/00 ,  G10L 21/020 ,  G10L 21/023
FI (3件):
H04R3/00 320 ,  G10L21/0208 100B ,  G10L21/0232
Fターム (1件):
5D220CC04
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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