特許
J-GLOBAL ID:201503098373210989

溶接部の破断ひずみの予測方法、予測システム、及び、溶接部を備えた部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 典輝 ,  山下 昭彦 ,  岸本 達人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-228223
公開番号(公開出願番号):特開2015-087349
出願日: 2013年11月01日
公開日(公表日): 2015年05月07日
要約:
【課題】スポット溶接やレーザ溶接等の溶接手法を限定することなく、破断ひずみが未導出である金属材料について、局所的破断ひずみ導出プロセスを行わずに破断ひずみを精度良く予測することが可能な、溶接部の破断ひずみの予測方法を提供する。【解決手段】予め破断ひずみが算出された複数の金属材料について、破断ひずみを、金属材料の化学成分及び溶接金属硬さにより特定される材質パラメータ毎にまとめ、得られた破断ひずみの分布から破断ひずみの近似マスターカーブを決定する工程と、評価対象となる金属材料の化学成分及び溶接金属硬さにより、該評価対象となる金属材料の材質パラメータを算出する工程と、決定された上記近似マスターカーブと、算出された上記評価対象となる金属材料の材質パラメータとを用いて、該評価対象となる金属材料の破断ひずみを算出する工程と、を備える、溶接部の破断ひずみの予測方法とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有限要素法解析により溶接部の破断予測を実施する際に用いられる、溶接部の破断ひずみの予測方法であって、 あらかじめ破断ひずみが算出された複数の金属材料について、破断ひずみを、前記金属材料の化学成分及び溶接金属硬さにより特定される材質パラメータ毎にまとめ、得られた破断ひずみの分布から破断ひずみの近似マスターカーブを決定する、マスターカーブ決定工程と、 評価対象となる金属材料の化学成分及び溶接金属硬さにより、該評価対象となる金属材料の材質パラメータを算出する、材質パラメータ算出工程と、 前記マスターカーブ決定工程により決定された前記近似マスターカーブと、前記材質パラメータ算出工程により算出された前記評価対象となる金属材料の材質パラメータとを用いて、該評価対象となる金属材料の破断ひずみを算出する、破断ひずみ算出工程と、 を備える、溶接部の破断ひずみの予測方法。
IPC (3件):
G01N 3/00 ,  B23K 31/00 ,  B23K 31/12
FI (3件):
G01N3/00 Q ,  B23K31/00 Z ,  B23K31/12
Fターム (6件):
2G061AA01 ,  2G061AB03 ,  2G061BA04 ,  2G061CB19 ,  2G061DA11 ,  2G061DA12
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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