抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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タコ(乾物)の呈味性がいかなる成分から構成されているかを酸化分解した試料について検討した.核酸関連物質としてアデニン,アデノシン,イノシン,ヒポキサンチン,3′および5′-CMP,5′-AMPが認められたが,これらはタコの旨味を決定する成分ではない.有機酸類はコハク酸を主体とするが,含量は極めて少量で,これも旨味決定成分ではない.グルタミン酸,グリシン,リジン,バリンなどのアミノ酸が主として呈味成分を構成しており,アミノ酸類の緩衡能が大で,呈味性にかなり寄与している.