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J-GLOBAL ID：201602201409705335   整理番号：16A0260822

トマト低段密植栽培における果房収穫システムの開発(第2報)-収容ロボットと搬出装置-

Development of a Robotic Harvesting System for Tomato Clusters with Low-Node-Order Pinching and High-Density Planting: (Part 2)-Collecting Robot and Storage Device for Tomato Clusters-

著者 (8件)： 大森弘美 (農業食料工学会) ,  大森弘美 (農研機構 野菜茶研) ,  大森弘美 (農研機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  黒崎秀仁 (農業食料工学会) ,  黒崎秀仁 (農研機構 野菜茶研) ,  黒崎秀仁 (農研機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  岩崎泰永 (農研機構 野菜茶研) ,  高市益行 (農研機構 野菜茶研)
資料名： 農業食料工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
巻： 78  号： 2  ページ： 164-172  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 2188-224X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前報の収穫ロボットで採ったトマト果房を受け取る収容ロボット,および収容ロボットで運搬した収穫物を貯めておく搬出装置を試作した。収容ロボットは収穫ロボットと連携して動作し,収穫ロボットから搬出されるトマト果房をベルトコンベア上へ収容する。また,収容ロボットが収穫物で満載になると,調製出荷室まで運搬後,その収穫物を搬出装置のベルトコンベア上へ搬出する。実験の結果,収容ロボットによるトマト果房の収容ミス,および搬出装置による受入ミスは無く,トマトの損傷も無かった。ただし,大規模施設において収穫システムを利用することを想定した試算では,複数台の収容ロボットによる連携動作が必要と考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *トマト ,  栽培 ,  *機械収穫 ,  収穫 ,  ロボット ,  送り装置 ,  ベルトコンベヤ ,  *収穫機 ,  マテリアルハンドリング
準シソーラス用語： 密植栽培 ,  農作物収穫 ,  *収穫ロボット

分類 (2件)： 収穫・調製用機械  (FB03030K) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (8件)：

• 林 茂彦,雁野勝宣,黒崎秀仁,有馬誠一,門田充司,2003.V字型整枝されたナスを対象としたロボット収穫システム(第2報).植物工場学会誌,15 (4),211-216.
• 林 茂彦,坂上 修,1997.ロボットによるトマト収穫システムの基本動作.野菜·茶業試験場研究報告,12,133-142.
• 川村 登,並河 清,藤浦建史,浦 元信,1984.農業用ロボットの研究(第1報).農業機械学会誌,46 (3),353-358.
• 近藤 直,門田充司,藤浦建史,芝野保徳,毛利健太郎,芦原慎太郎,1993.冗長自由度を有するマニピュレータの制御方法.植物工場学会誌,5 (1),44-53.
• 日本興亜損保,2006.輸送中に発生する振動·衝撃.http://www.nipponkoa.co.jp/corporation/logistics/pdf/b-news033.pdf. Accessed Jun. 18, 2013.

タイトルに関連する用語 (7件)： トマト ,  低段密植栽培 ,  果房 ,  収穫 ,  開発 ,  ロボット ,  搬出装置