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J-GLOBAL ID:201602203362227173   整理番号:16A0315474

新たに開発したホーラーがアスパラガスの定植における作業性に及ぼす影響

Effects of a Newly Developed Hole-Maker on the Efficiency of Planting Asparagus
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 11-21  発行年: 2016年03月20日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは,アスパラガスの定植において,セル成型苗からポット苗への鉢上げせずに,セル成型苗を直接圃場に定植する新たなホーラーを開発した。アスパラガスの伏せ込み促成栽培において,そのホーラーを用いてセル成型苗のまま直接圃場に定植する新規法と,慣行のホーラーを用いてポット苗を定植する慣行法とを比較し,定植作業の改善効果とアスパラガスの収量の指標となる株養成量を調査した。その結果,新規法は,慣行法に比べて,初心者,習熟者ともに,アスパラガスの定植作業時間が有意に短縮された。OWAS法を用いた作業姿勢の評価では,AC(アクションカテゴリー)の発生回数および発生割合の結果から,習熟者においては,新規法が慣行法に比べてアスパラガスの定植作業姿勢を改善できた。一方,初心者においては,ACの発生割合で定植作業姿勢の改善効果が見られなかったものの,ACの発生回数では改善効果が見られた。アスパラガスの定植作業時間が短縮されたことを考慮すると,初心者においても,新規法が慣行法に比べて作業負担は低いものと考えられる。また,株養成量では,新規法は,慣行法に比べて,育苗日数が短く,小さなセル成型苗を定植したにも関わらず,新規法と慣行法との間に有意差がなかったことから,ポット苗を定植する慣行法と同等の収量が得られるものと考えられた。(著者抄録)
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野菜 
引用文献 (43件):
  • 1) 有馬 博・細井克敏・山岡浩一・石黒幸雄(1995): 開発した加工用トマト小型収穫機の構造と作業能率, 農作業研究 30(2);111-120.
  • 2) 中央農業総合研究センター(1995):青年による農業へのイメージ評価, http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/1995/narc95-2-215.html(2015 年 1 月 22 日閲覧).
  • 3) 藤原隆広・亀井雅浩・熊倉裕史・吉田祐子・窪田潤・内藤和男・高田健一郎(2006):ホウレンソウセル成型苗を利用した移植栽培への電動型半自動多条移植機導入による労働負担軽減効果, 農作業研究 41(1);12-20.
  • 4) 石井葉菜子・清水 佑・松永邦則・浦上敦子・山口貴之・寺崎 亮・池浦博美・元木 悟(2014):アスパラガス栽培における早期定植のためのマルチの色の効果, 園芸学研究 13(別 2);459.
  • 5) 石川文武・小林 恭(1999):労働科学とエルゴノミクス, 日本農作業学会編, 農作業学, 農林統計協会, 東京, pp. 54-70.
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