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J-GLOBAL ID：201602207972451127   整理番号：16A0252151

ヒューマン・マテリアルインターフェースでのレオロジー(化粧品・食品のレオロジー)

著者 (1件)： 金田勇 (酪農学園大 農食環境学群)
資料名： 高分子  (Polymers)
巻： 65  号： 3  ページ： 136-139  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： F0168A  ISSN： 0454-1138  CODEN： KOBUA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化粧品や食品などの人の体に直接触れることで使用する製品の感触を調整する感性的な特性を,レオロジー手法により定量化する方法を解説した。通常マヨネーズと低脂肪マヨネーズの粘度成長曲線から,乳化粒子が変形されながら充填されるエマルション特性を定量化し,「口当たり」を,応力粘度により数値化した。さらに,チョコレートへのポリグリセリン脂肪酸エステルの添加が,低ずり速度領域の粘度は低下するが,shear thickening(ずり増粘)の現象が生じる。このコロイド系の流動特性の解析を,Krieger-Doughertyの式で解析した。

シソーラス用語： *化粧品 ,  *食品レオロジー ,  *水溶性高分子 ,  剪断 ,  ゲル化 ,  粘度指数向上剤 ,  粘度指数 ,  増粘剤 ,  分散系 ,  乳化 ,  分散【dispersion】 ,  保水性 ,  回転粘度計 ,  ずり粘度 ,  ミクロゲル ,  マヨネーズ ,  チョコレート ,  動弾性係数 ,  剪断速度 ,  懸濁液 ,  ポリエチレンオキシド ,  非Newton流 ,  乳濁液 ,  流体力学的模型 ,  グリセリド ,  流れ特性 ,  コロイド ,  乳化剤
準シソーラス用語： Maxwellモデル ,  PEO【重合体】 ,  ずり増粘 ,  ポリグリセリン脂肪酸エステル ,  貯蔵弾性率 ,  非Newton流動 ,  美容液 ,  流動特性

分類 (3件)： レオロジー一般  (BL01011R) ,  高分子溶液の理論  (CG02012B) ,  精油・香料・化粧品一般  (YG03010W)

引用文献 (9件)：

• M. Bekker, G. V. Webber, and N. R. Louw, Int. J Cosmetic Sci., 35, 354 (2013)
• J. R. Stokes, M. W. Boehm, and S. K. Baier, Curr. Opinion Colloid Interface Sci., 18, 349 (2013)
• K. Yoshida, et al., IFSCC magazine, 10, 1 (2007)
• F. Tanaka and T. Koga, Macromoleules, 39, 5913 (2006)
• T. Koga, F. Tanaka, and I. Kaneda, Prog. Colloid Polym. Sci., 136, 39 (2009)

タイトルに関連する用語 (3件)： レオロジー ,  化粧品 ,  食品