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J-GLOBAL ID:201602213630492417   整理番号:16A0307467

オリオンA巨大分子雲方向の大規模CO(J=4-3)マッピング

Large-scale CO (J = 4-3) mapping toward the Orion-A giant molecular cloud
著者 (16件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 10.1-10.13  発行年: 2016年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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つくば30cmサブミリメータ望遠鏡を使って,オリオンA巨大分子雲をCO(J=4-3)輝線でマップした。このマップは,オリオン星雲,OMC-2/3,L1641-Nのような主要構成要素を含む7.125deg2領域を分解能9’でカバーした。最も強い放射をオリオンKL領域方向に検出した。CO(J=4-3)とCO(J=1-0)との間の積分強度比を,コンパラブルな角分解能で実施されたコロンビア-チリ大学COサーベイからのデータを用いて導出した。この比は分子雲の南部領域ではr4-3/1-0~0.2であり,星形成領域では0.4-0.8であった。この比は分子雲の端の方が高い値を示す傾向を持つことが分かった。特に(l,b)≒(208°.375,-19°.0)の分子雲の北部端では,この比は最高値1.1を示した。分子雲中の分子ガスの物理的条件を非LTE計算で推定した。その結果は,運動温度が北(Tkin=80K)から南(20K)への傾きをもつことを示した。この推定は,分子雲の端に伴うガスは温かく(Tkin~60K)濃密(nH2~104cm-3)で光学的に薄いことを示しており,これはOBクラスタによる加熱と星間物質の(オリオンAへの)掃き集めによって説明される可能性があることを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
引用文献 (38件):
  • Bally, J., Lanber, W. D., Stark, A. A., & Wilson, R. W. 1987, ApJ, 312, L45
  • Bronfman, L., Cohen, R. S., Alvarez, H., May, J., & Thaddeus, P. 1988, ApJ, 324, 248
  • Brown, A. G. A., de Geus, E. J., & de Zeeuw, P. T. 1994, A&A, 289, 101
  • Dame, T. M., et al. 1987, ApJ, 322, 706
  • Dame, T. M., Hartmann, D., & Thaddeus, P. 2001, ApJ, 547, 792
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