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J-GLOBAL ID：201602216405761637   整理番号：16A0138318

大麦麦芽抽出物中の限界デキストリナーゼ活性のハイスループット定量の為に適切な発色アッセイ

A Chromogenic Assay Suitable for High-Throughput Determination of Limit Dextrinase Activity in Barley Malt Extracts

著者 (4件)： BOJSTRUP Marie (Carlsberg Lab., Copenhagen, DNK) ,  MARRI Lucia (Carlsberg Lab., Copenhagen, DNK) ,  LOK Finn (Carlsberg Lab., Copenhagen, DNK) ,  HINDSGAUL Ole (Carlsberg Lab., Copenhagen, DNK)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 63  号： 50  ページ： 10873-10878  発行年： 2015年12月23日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 他の澱粉分解酵素の混在でも限界デキストリナーゼ(LD)を選択的にアッセイ出来る発色基質の2-クロロ-4-ニトロフェノールを新規に用い,その選択性と感度を調べ,Limit-Dextrizymeキット法と比較した。大麦麦芽24試料の粉砕物からDTT不含有又は含有マレイン酸Na緩衝液(100mM,pH5.5)でLDを抽出し,LD活性はα-グルコシダーゼ15U/mL及びβ-グルコシダーゼ15U/mL含有緩衝液に1mMの発色基質を加え,40°Cで波長405nmの吸収変化を測定した。麦芽試料のLD活性の測定値は,DTTの有無に拘わらず限界デキストリナーゼアッセイと良く相関した(R²が>0.7)。LD活性はマルトトリオースの影響を受けなかった。DTT無添加抽出物ではLD活性がより高感度となった。本法は96ウェル中同時計測が可能であり,多量の大麦麦芽試料のスクリーニングに適していることが分かった。

シソーラス用語： *オオムギ ,  *麦芽 ,  組織抽出液 ,  *プルラナーゼ ,  計測 ,  定量分析 ,  酵素活性度 ,  スクリーニング ,  同時計測 ,  高感度 ,  発色 ,  測色 ,  色素 ,  醸造 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ピラノシド ,  グルコシド ,  三糖類
準シソーラス用語： *限界デキストリナーゼ ,  ハイスループット法

分類 (1件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (1件)： マルトトリオース

タイトルに関連する用語 (9件)： 大麦 ,  麦芽 ,  抽出物 ,  限界デキストリナーゼ ,  活性 ,  ハイスループット ,  定量 ,  発色 ,  アッセイ