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J-GLOBAL ID：201602216582911452   整理番号：16A0058992

大規模トマト施設栽培における収穫コンテナの無人搬送システムの開発

Development of Unmanned Transport System for a Harvesting Containers in a Large-scale Greenhouse for Tomato Cultivation

著者 (6件)： 大森弘美 (農研機構 野菜茶研) ,  大森弘美 (農研機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  黒崎秀仁 (農研機構 野菜茶研) ,  黒崎秀仁 (農研機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  岩崎泰永 (農研機構 野菜茶研) ,  高市益行 (農研機構 野菜茶研)
資料名： 農業食料工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
巻： 78  号： 1  ページ： 64-72  発行年： 2016年01月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 2188-224X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模トマト施設栽培での収穫コンテナ運搬作業を省力化するための無人搬送システムを開発した。システムは,収穫したトマトの入ったコンテナを作業者が置く集荷装置,通路に敷設した磁気テープに沿ってコンテナを輸送する搬送車両,調製出荷作業まで一時的にコンテナをストックする受入装置から構成される。各機器にはコンテナを移すプラスチックコンベアを備え,コンテナの受け渡しはコンベアを傾斜させることで行う。栽培面積1haの施設で5tのトマトを運搬するための所要時間は4.4~7.5hと試算された。また,緩衝材を敷いてトマトを入れたコンテナ搬送時の加速度は最大6.9m/s²で,トマトに損傷を与える衝撃ではなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *トマト ,  *ポストハーベスト ,  *コンテナ ,  機械化 ,  *移送装置 ,  磁気誘導 ,  *管理 ,  *栽培管理 ,  改変
準シソーラス用語： *無人化

分類 (2件)： 収穫・調製用機械  (FB03030K) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (20件)：

• Gan-mor, S., Ronen, B., Josef, S., Bilanki, Y., 1997. Guidance of Automatic Vehicle for Greenhouse Transportation. Acta Horticulturae, 443, 99-103.
• 林 茂彦,坂上 修,1997.ロボットによるトマト収穫システムの基本動作.野菜·茶業試験場研究報告,12,133-142.
• 井本 武,山下 淳,松浦英樹,佐藤員暢,疋田光伯,1992.超音波誘導方式による養液栽培施設用無人運搬車の開発研究(第1報).植物工場学会誌,4 (1),15-24.
• JIS D 6802 : 1997. 無人搬送車システム-安全通則.
• 川村 登,並河 清,藤浦建史,浦 元信,1984.農業用ロボットの研究(第1報).農業機械学会誌,46 (3),353-358.

タイトルに関連する用語 (7件)： 大規模 ,  トマト ,  施設栽培 ,  収穫 ,  コンテナ ,  無人搬送システム ,  開発