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J-GLOBAL ID:201602217140018402   整理番号:16A0050760

陽電子を用いた物質・材料研究の最前線と展望 陽電子マイクロプローブとその応用

著者 (3件):
資料名:
号: 139  ページ: 9-12  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: G0314A  ISSN: 0286-8873  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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材料開発や劣化機構の研究において,微小空隙の評価は重要であり,陽電子は,様々な材料の原子サイズの空隙評価に有効利用されている。陽電子寿命法(PALS)は,空隙のサイズと濃度の評価に,ドップラー拡がり法(DBAR)は空隙の濃度と空隙周囲の化学種の評価に効果的であり,PALSとDBARは一括りにして陽電子消滅法(PAS)とも,呼ばれる。本稿では,産総研の陽電子マイクロビームによるPALS分析を,電子デバイス材料に応用した2例を紹介する;(1)GaNに塑性変形で導入される欠陥の評価:ハイドランド気相成長法で作成した低転位密度のGaNを2片準備し,PASとフォトルミネッセンス(PL)法を用いて,評価した。変形の中心付近では,転位や単空孔に起因する寿命(約220ps)とマイクロボイドに起因する寿命(約460ps)が確認され,GaNは応力印加による塑性変形により,転位だけでなく空孔型欠陥が導入されることが確認できた。(2)Siウェハにダイジングで導入される欠陥の評価:化学機械研磨処理前のダイジングで薄化したSiウェハの欠陥をPASで評価した。ダイジングでSiウェハに転位や空孔型欠陥が深さ約100nm導入されること,また焼鈍しのこれらの欠陥への影響についての知見が得られた。」
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分類 (1件):
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陽電子消滅 
引用文献 (7件):
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