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J-GLOBAL ID:201602220456169250   整理番号:16A0191897

アブラナ科野菜の加熱によるグルコシノレート含有量の変化

Effects of Heat Treatment on the Glucosinolate Content of Brassicaceae Vegetables
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 7-18  発行年: 2016年02月05日 
JST資料番号: Y0637A  ISSN: 1341-1535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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加熱処理が,アブラナ科野菜中のGSL含有量へ及ぼす影響を検討し,以下の結果を得た。1.クレソンおよびブロッコリーに含まれるGSLは,50~60°Cで加熱した時に最も損失が大きかった。2.中心温度95°Cまで加熱したブロッコリーには,脂肪族系GSLが約80%残存した。インドール系GSLの残存率は,GSLの種類によって約20~75%の幅があった。3.茄で後のブロッコリーに含まれるGSLは,脂肪族系およびインドール系ともに,茄で時間が長いほど減少した。茄で水中には一定量しか残存せず,脂肪族系では約7%,インドール系では約18~20%であった。4.茄で水量の違いによるブロッコリーのGSL残存率については,ほとんど差異が認められなかった。5.中心温度95°Cまで蒸し加熱,過熱水蒸気による加熱,真空調理を行った結果,GSLの損失は見られなかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  食品の加熱 
物質索引 (11件):
物質索引
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引用文献 (34件):
  • 1) Fahey, J. W., Zalcmann, A. T. and Talalay, P. (2001), The chemical diversity and distribution of glucosinolates and isothiocyanates among plants, Phytochemistry, 56, 5-51
  • 2) Atle M. B. and John T. R. (2006), The enzymic and chemically induced decomposition of glucosinolates, Phytochemistry, 67, 1053-1067
  • 3) Anilakumar, K. R., Khanum, F. and Bawa, A. S. (2006), Dietary role of glucosinolate derivatives: A review, J. Food Sci. Technol., 43, 8-17
  • 4) 森光康次郎,内田浩二 (2003),イソチオシアネート類の第二相解毒酵素誘導による発癌抑制,医学のあゆみ,204, 80-84
  • 5) 中村宜督 (2008),アブラナ科野菜からのがん予防剤の開発,「食品機能性の科学」,食品機能性の科学編集会,西川研次郎 監修,産業技術サービスセンター,東京,pp. 245-247
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