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J-GLOBAL ID:201602227906471554   整理番号:16A0507844

ピカリング乳化剤として超音波前処理有り無しで調製した自己集合キトサン粒子の比較

Comparison of self-aggregated chitosan particles prepared with and without ultrasonication pretreatment as Pickering emulsifier
著者 (9件):
資料名:
巻: 52  ページ: 827-837  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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自己集合キトサン粒子は,天然由来で食用で安価であるので,糧食ベースピカリング乳濁液の安定化において有望な候補である。しかし,水中油滴(O/W)乳濁液の形成で,固形乳化剤としてキトサン粒子の使用についての研究は限られている。本検討で,自己集合キトサン粒子を超音波前処理有り無しでキトサン溶液から合成した。形成したキトサン粒子の物理化学的特性と乳化性について調査した。超音波前処理はキトサンの解重合を引き起こし,非前処理キトサンと比較して小さくて単分散のキトサン粒子の形成に至った。共焦点顕微鏡観察画像から,両方の種類のキトサン粒子が油水界面で吸着される可能性があることが明らかになった。興味あることに,前処理キトサンから合成した粒子で安定化された乳濁液と比較して,非前処理キトサンから生成された粒子はより小さな乳濁液液滴を形成し,またそれらは7日間貯蔵後にクリーミング現象は少なかった。これらの研究結果は,接触角測定によって確認されたように,キトサンの超音波前処理が自己凝集によって形成されるキトサン粒子の疎水性を低下させる可能性を示唆した。これにもかかわらず,両方の種類のキトサン粒子は,0.1w/v%の低いキトサン濃度で担持する最高70v/v%油のピカリング乳濁液を形成する可能性があった。この形成した乳濁液は,貯蔵の間,液滴凝結に対しても安定であった。これらの結果は食品乳濁液の安定化用のピカリング乳化剤としての自己集合キトサン粒子の可能性を示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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澱粉以外の多糖類  ,  コロイド化学一般 

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