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J-GLOBAL ID:201602228795375619   整理番号:16A1068309

鉄含有物質の施用によって浸漬圃場条件下で栽培したイネ(Oryza sativa L.)のヒ素とカドミウムの同時減少

Simultaneous decrease of arsenic and cadmium in rice (Oryza sativa L.) plants cultivated under submerged field conditions by the application of iron-bearing materials
著者 (17件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 340-348  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ヒ素(As)やカドミウム(Cd)はヒトの健康リスクがあるので,米におけるAsとCdの残留を低下させることは緊急の課題である。湛水条件では土壌養液中のCd濃度は低下するが,As濃度は上昇する。筆者らは,浸漬条件で鉄含有物質を施用してイネを栽培し,Cd濃度を考慮しながら,土壌溶液とイネ中のAs濃度の低下を試みた。6箇所の圃場試験の結果,土壌溶液中のAs濃度は,無処理>スチールコンバータ炉スラグ>非結晶水酸化鉄>0価鉄の順に低下した。Cd濃度は浸漬条件のため全般に低かった。鉄含有物質の施用によって,玄米と藁の品質はわずかに低下(有意差なし)したが,これらの物質の施用は米の品質に有意な悪影響を与えなかった。鉄含有物質の施用が米の品質や収量に影響を与えることなく,As濃度を低下し,特に0価鉄が優れていると結論づけた。
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分類 (2件):
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稲作  ,  重金属とその化合物一般 
引用文献 (52件):

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