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J-GLOBAL ID:201602237566414919   整理番号:16A1068314

アブラナ(Brassica napus L.)根へのグルタチオンとジチオトレイトールの施用は,根におけるカドミウム分布に影響しシュートへのCd移行を阻害する

Application of glutathione and dithiothreitol to oil seed rape (Brassica napus L.) roots affects cadmium distribution in roots and inhibits Cd translocation to shoots
著者 (8件):
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巻: 62  号:ページ: 379-385  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カドミウム(Cd)はヒトに重大な健康被害をもたらす有毒な重金属である。根へのグルタチオン(GSH)施用がCdの根からシュートへの移行を阻害することが報告されていた。筆者らは,アブラナ(Brassica napus L.)を用いて,ジチオトレイトール(DTT)と硫酸カルシウムおよびGSH合成阻害剤であるブチオニンスルホキシミンのCdの挙動に及ぼす影響を評価した。その結果,DTTがGSHと同様にCdの根からシュートへの移行を阻害した。しかし,両化合物の作用機構は異なり,GSHは根細胞からのCdの排泄を活性化し,DTTは不活化した。陽電子放出トレーサー画像実験では,根の表面へのCdの吸着に及ぼす効果にわずかな差が認められた。本研究によって,根からシュートへCdの移行を阻害するGSHの機能が明らかになった。
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分類 (2件):
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野菜  ,  カドミウムとその化合物 
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