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J-GLOBAL ID：201602248755838487   整理番号：16A0456970

カレントリサイクルを用いた単一磁束量子時間測定回路の動作実証

Demonstration of single-flux-quantum time-to-digital converter using current recycling techniques

著者 (8件)： 佐野京佑 (横浜国大 工学府) ,  佐野京佑 (日本学術振興会) ,  下田知毅 (横浜国大 工学府) ,  阿部裕 (横浜国大 工学府) ,  山梨裕希 (横浜国大 工学府) ,  吉川信行 (横浜国大 工学府) ,  全伸幸 (産業技術総合研 ナノエレクトロニクス研究部門) ,  大久保雅隆 (産業技術総合研 ナノエレクトロニクス研究部門)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 6(SCE2016 1-10)  ページ： 13-18  発行年： 2016年04月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は高感度超伝導検出器(SSPD,superconducting strip particle detector)と高分解能単一磁束量子時間測定回路(SFQTDC,single-flux-quantum time-to-digital converter)を組み合わせた超伝導質量分析システムを開発している。我々は既に両超伝導回路を用いた生体高分子の分析実験に成功しているが,SFQTDCの構成要素の一つであるバッファの容量不足による時間データの読み飛ばしが課題となっている。このバッファ容量は,冷凍機の冷却能力とSFQ回路への供給電流量により制限されている。今回,カレントリサイクル技術を適用し,SFQ TDCの低電流化を図った。本技術により,SFQ回路への供給電流量を低減しつつバッファの容量を増大させることができる。本研究にて,3×24-bitのバッファを有するSFQ TDCの電流量を26%低減することに成功し,その動作を実証した。また,同様にして,供給電流量を増大させることなく12×24-bitのバッファを有するSFQ TDCも設計した。(著者抄録)

シソーラス用語： *回路 ,  時間測定 ,  質量分析計 ,  生体高分子 ,  記憶容量 ,  *技術 ,  *検出器
準シソーラス用語： *カレントリサイクル技術 ,  バッファー容量 ,  リサイクル技術 ,  質量分析装置 ,  *単一磁束量子回路 ,  *超伝導粒子検出器

分類 (2件)： Josephson接合・素子  (BM04043E) ,  その他の超伝導応用装置  (BM04044V)

タイトルに関連する用語 (5件)： カレント ,  リサイクル ,  単一磁束量子 ,  測定回路 ,  実証