文献

J-GLOBAL ID：201602255199669901   整理番号：16A0319101

PTNシステムを用いた遺伝子組換えイネにおける種子の可溶性蛋白質の意図しない変化の迅速同定の源【Powered by NICT】

Rapid Identify the Sources of Unintended Variations of Seed Soluble Proteins in Genetically Modified Rice by Using PTN System

著者 (2件)： Zhao Yan (Coll. of Food Sci. and Biotechnology, Zhejiang Gongshang Univ., Hangzhou) ,  Li Yanyan (Coll. of Food Sci. and Biotechnology, Zhejiang Gongshang Univ., Hangzhou)
資料名： Zhongguo Nongye Kexue  (Zhongguo Nongye Kexue)
巻： 48  号： 22  ページ： 4397-4407  発行年： 2015年 
JST資料番号： W1459A  ISSN： 0578-1752  CODEN： CKNYAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： [目的]本研究の目的は,遺伝子組換え(GM)米の安全性評価のためのPTN(親制御トランスジェニック植物トランスジェニック制御)システムを確立するために,実質的な等価性の比較分析によればGMイネ種子中の可溶性蛋白質の意図的ではない変数の技術的供給源の追跡によるGM米の安全性評価のための技術的支援を提供することである。〔方法〕トランスジェニックイネ系統(T),親品種(P)および組織培養(NR)と分離した負の子孫株(NS)から再生株を含む他の遺伝的背景に関連する非トランスジェニック対照を収集し,GM米の開発に対する技術的原理に従って。2グリホサート耐性GMイネ系統T13とT23,2mG2epsps導入遺伝子を保有する,およびそれらの各々の対照試料(P, NR, NS)を実験材料として使用した,研究課題としての可溶性蛋白質含量と成分をシードした。GM米からの予期せぬ変動の源は,PTN試料間のイネ蛋白質変動の多重比較分析の結果に基づいて解釈し,追跡した。イネの可溶性蛋白質の連続抽出法,アルブミン,グロブリン,プロラミンおよびグルテリンを調製した蒸留水,5%NaCl,70%エタノール及び0.1mol/L~(-1)NaOHで順次抽出した。Bradford法は種子蛋白質含量を分析した。蛋白質成分の分析は,SDS-PAGE法により行った。[結果]GMイネ系統T13とT23の種子中全可溶性蛋白質の含量は3.29%と6.84%有意に減少し,それらの変化は主としてグルテリン含有量の変化によって影響を受ける。GMイネ系統とそれらの対応する親から最高品質の差値は2天然親イネ品種P1とP2の方が少なかったが,GMイネからの種子の可溶性蛋白質含量の変化を示している安全性の範囲内であった。それぞれの親と比較して,GM米系統のT13とT23のアルブミンおよびプロラミン蛋白質の成分は変化しなかったが,グロブリンとグルテリンのいくつかの成分は有意又は極めて有意に変化し,主に含量の増加と減少として示された。T13線の56kDと24kDグロブリンの含量は有意に増加したが,一方T23線の65kDグロブリンの含有量はその対応する親P1とP2より極めて有意に減少した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： プロラミン ,  トランスジェニック植物 ,  塩化ナトリウム ,  品種 ,  グルテリン ,  アルブミン ,  *タンパク質 ,  SDS-PAGE ,  グロブリン ,  *イネ ,  *種子 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *遺伝子組換 ,  *可溶性蛋白質 ,  *トランスジェニックイネ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 稲作  (FC03020C)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 遺伝子組換えイネ ,  種子 ,  可溶性蛋白質 ,  意図 ,  同定