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J-GLOBAL ID:201602257408838328   整理番号:16A0688201

HPT加工を施した時効硬化型Cu-Ni-Si系合金の引張特性

Tensile Properties of an Age-Hardenable Cu-Ni-Si Alloy Processed by High-Pressure Torsion
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  ページ: 11-16  発行年: 2016年08月01日 
JST資料番号: S0603A  ISSN: 1347-7234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電気・電子機器に使用されるコネクタなどには高強度,電気伝導性,曲げ加工性が求められ,Cu-Ni-Si合金に代表される銅合金が広く使用されている。近年,HIPなどの強ひずみ加工を行い,結晶粒の微細化と転位導入により高い強度と延性が達成されている。そこで本研究では,Zn,Sn,Mgを微量含むCu-2.5%Ni-0.55%Si合金に容体化処理後,圧縮応力5GPa,回転速度0.2rpm,10回転の条件で,HPT加工を施した試料(SH材),過時効後HPT加工を施した試料(AH材),さらに時効を行い引張特性と破断形態を調査した。その結果,SH,AH材ともに結晶粒は100nm以下までに極めて微細化され,転位密度は増加した。しかし,SH材に比べAH材の強度は低い。その後のピーク時効によりSH材の引っ張り強さは1000MPaにまで達した。しかし両材とも伸びは約6%に留まり,その後のピーク時効,過時効では延性は低下した。などの知見を得た。
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分類 (3件):
分類
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特殊成形  ,  熱処理技術  ,  機械的性質 
引用文献 (11件):
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