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J-GLOBAL ID:201602285187541868   整理番号:16A1010643

排水処理生物反応槽におけるN2Oを還元可能な細菌群の利用可能性

著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 65-67  発行年: 2016年09月01日 
JST資料番号: L4321A  ISSN: 2424-1989  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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亜酸化窒素(N2O)は二酸化炭素の約300倍の温室効果を示すことに加え,フロンに替わるオゾン層の破壊に寄与する21世紀最大の原因物質として知られる。排水処理施設からのN2O放出量についても,硝化に伴うN2Oを考慮すると,削減の必要がある。本記事で,N2O還元細菌の重要性と,N2O還元細菌の活性を維持可能な環境を模擬したバイオフィルムリアクターについて紹介した。N2O還元酵素をコードするnosZ遺伝子の転写活性と,嫌気槽の溶存N2O濃度の間には負の相関が認められ,N2Oを還元する細菌群の活性追跡の重要性が示された。N2O還元細菌は酸素が存在する際に活性を失うため,根圏植物の大気から土壌へ酸素を供給する構造を模倣した対向拡散方式のバイオフィルムに着目した。この方式により,従来の平行拡散方式のバイオフィルムに比べてN2O生成量を1桁以上削減できることを示した。
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分類 (1件):
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廃水処理 

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