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J-GLOBAL ID:201602299197396778   整理番号:16A0424739

新数値銀河カタログ(ν2GC): 準解析的銀河・活動銀河核形成モデルの改訂版と大規模宇宙論的N体シミュレーション

The New Numerical Galaxy Catalog (ν2GC): An updated semi-analytic model of galaxy and active galactic nucleus formation with large cosmological N-body simulations
著者 (11件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 25.1-25.26  発行年: 2016年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新しい宇宙論的銀河形成モデルν2GCを,著者等の以前のモデルνGCの改訂版として提案した。いわゆる「準解析的」アプローチを採用した。同アプローチでは,暗黒物質ハローの形成史をN体シミュレーションで計算する一方で,ガス冷却や星形成,超新星フィードバックのようなバリオン物理は現象論的方程式によって簡単にモデル化している。このモデルの主要な改訂は以下のとおり:(1)暗黒物質ハローのマージャー・ツリーを最新のN体シミュレーションで構築する,(2)超大質量ブラックホールの形成と進化の過程並びに,活動銀河核(AGN)の活動に起因するガス冷却の抑制を導入する,(3)銀河間ガスの宇宙UV背景による加熱を含める,(4)Markov鎖モンテカルロ法を使って宇宙物理学的過程に関係するいくつかの自由パラメータを調整する。本報の暗黒物質ハローのN体シミュレーションはこれまでにないボックスサイズと質量分解能(最大のシミュレーションは1.12Gpc/hボックス内に5500億個の粒子を含む)をもち,ずっと小さく稀な天体の研究を可能にする。モデルを調整して局所銀河の光度関数と中性水素の質量関数にフィットさせた。Tully-Fisher関係,渦巻銀河のサイズ-等級関係,バルジ質量とブラックホール質量との間のスケーリング関係のような局所的観測がこのモデルによって良く再現された。更にこのモデルは,宇宙星形成史と静止系Kバンド光度関数の赤方偏移進化もよく再現した。シミュレーションした銀河とAGNの数値カタログはウエッブ上で公開している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
引用文献 (146件):
  • Anders, E., & Grevesse, N. 1989, Geochim. Cosmochim. Acta, 53, 197
  • Avila, S., et al. 2014, MNRAS, 441, 3488
  • Baldry, I. K., et al. 2012, MNRAS, 421, 621
  • Baldry, I. K., Glazebrook, K., Brinkmann, J., Ivezić, Ž., Lupton, R. H., Nichol, R. C., & Szalay, A. S. 2004, ApJ, 600, 681
  • Barnes, J. E., & Hernquist, L. 1996, ApJ, 471, 115
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