電気絶縁性熱伝導樹脂組成物及びその製造方法

発明者： , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (5件)：柳野隆生 , 森岡則夫 , 関口久由 , 中川正人 , 大西裕人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-138424
公開番号（公開出願番号）：特開2016-017086
出願日： 2014年07月04日
公開日（公表日）： 2016年02月01日
要約：

【課題】導電性フィラーと絶縁性フィラーの併用による樹脂複合材料の高熱伝導化技術において高い電気絶縁性と高熱伝導率とを兼ね備え、加工性良好な電気絶縁性熱伝導樹脂組成物及びその製造方法を提供する。【解決手段】 2種以上の熱可塑性樹脂(A)及び1種以上の導電性フィラー(B)及び1種以上の無機充填材(C)から成り、導電性フィラー(B)との親和性が高く、不連続な分散相を形成する熱可塑性樹脂(A1)には少なくとも1つの導電性フィラー(B)が偏在しており、連続相を形成する熱可塑性樹脂(A2)には電気絶縁性を有する無機充填材(C)のうち少なくとも1つが偏在してなる電気絶縁性熱伝導樹脂組成物であって、不連続な分散相を形成する熱可塑性樹脂(A1)の配合量が10体積%以上、60体積%以下、連続相を形成する熱可塑性樹脂(A2)の配合量が40体積%以上である。【選択図】図4

請求項（抜粋）：

2種以上の熱可塑性樹脂(A)及び1種以上の導電性フィラー(B)及び1種以上の無機充填材(C)から成り、導電性フィラー(B)との親和性が高く、不連続な分散相を形成する熱可塑性樹脂(A1)には少なくとも1つの導電性フィラー(B)が偏在しており、連続相を形成する熱可塑性樹脂(A2)には電気絶縁性を有する無機充填材(C)のうち少なくとも1つが偏在してなる電気絶縁性熱伝導樹脂組成物であって、不連続な分散相を形成する熱可塑性樹脂(A1)の配合量が10体積%以上、60体積%以下、連続相を形成する熱可塑性樹脂(A2)の配合量が40体積%以上であることを特徴とする電気絶縁性熱伝導樹脂組成物。

IPC (7件)：

C08L 101/00 , C08K 3/00 , C08K 5/09 , C08J 3/20 , C08K 7/00 , H01B 3/00 , H01B 3/30

FI (8件)：

C08L101/00 , C08K3/00 , C08K5/09 , C08J3/20 B , C08K7/00 , H01B3/00 A , H01B3/30 N , H01B3/30 P

Fターム (57件)：

4F070AA13 , 4F070AA54 , 4F070AA58 , 4F070AB11 , 4F070AC04 , 4F070AC13 , 4F070AC19 , 4F070AC40 , 4F070AD01 , 4F070AD02 , 4F070AE01 , 4F070AE06 , 4F070AE30 , 4F070FA03 , 4F070FB03 , 4J002BB03X , 4J002CL01X , 4J002CN01W , 4J002DA036 , 4J002DE147 , 4J002DK007 , 4J002EF048 , 4J002EF068 , 4J002EF127 , 4J002EL148 , 4J002FA016 , 4J002FA046 , 4J002FD017 , 4J002FD030 , 4J002FD116 , 4J002FD130 , 4J002GQ01 , 5G303AA07 , 5G303AB01 , 5G303AB20 , 5G303BA12 , 5G303CA01 , 5G303CA09 , 5G303CA11 , 5G303CB01 , 5G303CB43 , 5G303CC01 , 5G303CC06 , 5G303CC08 , 5G303CD01 , 5G305AA14 , 5G305AB01 , 5G305AB23 , 5G305BA15 , 5G305CA45 , 5G305CC02 , 5G305CC04 , 5G305CC20 , 5G305CD01 , 5G305CD14 , 5G305CD16 , 5G305DA12

引用特許：

出願人引用 (4件)

樹脂組成物
公報種別：公開公報出願番号：特願2009-217643 出願人：株式会社豊田中央研究所
高熱伝導性複合材料
公報種別：公開公報出願番号：特願2011-128867 出願人：独立行政法人産業技術総合研究所
高熱伝導性シートおよびその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-385279 出願人：大日本印刷株式会社

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審査官引用 (1件)

樹脂組成物
公報種別：公開公報出願番号：特願2009-217643 出願人：株式会社豊田中央研究所

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