特許
J-GLOBAL ID:201603004984947182

橋梁の支承部の補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 望月 秀人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-018296
公開番号(公開出願番号):特開2016-142034
出願日: 2015年02月02日
公開日(公表日): 2016年08月08日
要約:
【課題】 既設の鋼I桁橋の支承部が繰り返し荷重を受けて疲労損傷し、溶接部に発生した亀裂が下フランジやウェブに進展した場合に、損傷部の補修を簡便で短時間で行えるようにした橋梁の支承部の補修方法を提供する。【解決手段】 疲労亀裂C(図6示)が発生した溶接部B(図6示)を除去し、該溶接部Bを含む前記亀裂Cが進展した下フランジ2bにフランジ部削溝11を形成して開口させる。亀裂が進展したウェブ2cの部分にウェブ部削構12を形成して開口させる。下フランジ2bの下面側で、前記フランジ部削溝11を臨む位置に円柱形のセラミック製裏当て材13を当接させ、接着テープ14で固定する。下フランジ2bの上方から前記ウェブ側削溝12を通して溶接棒15を前記フランジ部削溝11に挿入して下フランジ2bとソールプレート3とに対してすみ肉溶接を行い、フランジ部削溝11に溶融した溶加材を充填する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鋼I桁橋の下フランジに固着させたソールプレートの溶接部に亀裂が発生し、下フランジからウェブに進展した場合に、亀裂箇所を補修して下フランジとソールプレートとの固着状態を補修するための橋梁の支承部の補修方法において、 亀裂が発生した溶接箇所を除去し、 該溶接箇所が連繋している下フランジの一部であって、亀裂が進展した部分にフランジ部削溝を形成し、 亀裂が進展したウェブの部分にウェブ部削溝を形成し、 前記フランジ部削溝の前記ソールプレートの側に裏当て材を配し、 前記ウェブの側から前記フランジ部削溝を通してソールプレートと下フランジとをすみ肉溶接すると共に、該フランジ部削溝を溶加材によって閉塞させることを特徴とする橋梁の支承部の補修方法。
IPC (5件):
E01D 22/00 ,  E01D 2/02 ,  F16B 5/08 ,  B23K 31/00 ,  B23K 37/06
FI (6件):
E01D22/00 A ,  E01D2/02 ,  F16B5/08 A ,  B23K31/00 D ,  B23K37/06 B ,  B23K37/06 L
Fターム (14件):
2D059AA07 ,  2D059GG39 ,  2D059GG40 ,  2D059GG55 ,  3J001FA06 ,  3J001GA02 ,  3J001GB01 ,  3J001HA02 ,  3J001JD11 ,  3J001KA21 ,  3J001KB04 ,  4E081YB00 ,  4E081YX07 ,  4E081YY12
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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